
花蓮駅前の広場にさりげなく展示された車両は、いずれも貴重なものばかり。「LTPS1102三等寝台車」は1930年、「LTPB1375三等客車」は1943年に、日本鐵道花蓮港修理廠により製造され、戦後長らく現役車両として使われていました。
また製糖で栄えた花蓮らしく、糖蜜の専用運搬車両「LFT7602糖蜜車」や、サトウキビなどを積んで花蓮〜台東間を走った「LCC5521貨車(有蓋車)」など、ユニークな車両6台が並んでいます。周囲に柵などは特に無いので、実際に中に入ったり、触ったりして身近に見学できるのが嬉しいところです。
※列車内にホームレスが住み着いていることがあります。 |