熱門特集 vol.150

新幹線で新しい台湾を発見!
彰化・雲林へ行こう!

台湾高速鉄道雲林駅

台湾高速鉄道雲林駅

台湾高速鉄道雲林駅

 雲林県虎尾鎮にある台湾高速鉄道雲林駅は、彰化駅と同様、姚仁喜氏率いるチームによってデザインされました。3階建ての駅は、1階がロビー、駅事務室、ショップ、2階が駅ホール、3階がホームになっています。

 「雲光林影」をコンセプトとした雲林駅は、波状の柱の列と幾層にも重なり下降している屋根が曲線と張力のある流線型を造り出しています。また、駅広場には、植樹により「林」、カーブを描く歩道部分の形状で「雲」を表現し、憩いの空間を提供しています。

 雲林は観光客にはあまり馴染みのない場所ですが、嘉南平原のある雲林の農産物は台湾でも貴重な資源で、斗六市の文旦、西螺の米、莿桐郷のニンニク、西螺鎮の醤油、古坑のコーヒーは良く知られています。また、2017年台灣燈會(台湾ランタンフェスティバル)の第一回目が開催された地でもあります。さあ、これから私たちと一緒に雲林の旅に行ってみましょう。

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虎尾雲林布袋戲館

虎尾雲林布袋戲館
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 台湾の布袋戲文化発祥の地と言われる虎尾小鎮では、毎年「雲林國際偶戲藝術節(雲林国際人形劇芸術祭)」が開催されていて、国内外から多くの観光客が訪れ、布袋戲文化伝承の重要な地となっています。

「雲林布袋戲館」の前身は、日本統治時代の台南州虎尾郡役所で、現在の台湾では数少なくなった当時の郡役所建造物です。財団法人雲林県文化基金会が経営を担った2000年には、「史艷文40傳奇」を演目とし、「雲林布袋戲館」が正式にオープンしました。

 布袋戲は台湾で最も広く行われている民間芸能の一つで、雲林はその歴史が特に古いエリアです。とりわけ金光戲(金光劇)は、それまでの伝統を打ち破った視覚効果と演出方法で台湾の芸術美学を創り出しました。台湾に於いて布袋戲の歴史の新しいページを開いたとも言えるでしょう。ここでは布袋戲の発展のストーリーや視覚効果、BGM、ナレーション、脚本、人形など、布袋戲の裏側を垣間見ることができますよ。また、館内には布袋戲の傀儡師(人形を操る人)「黃海岱氏の生涯」も特別展示されています。

 日本統治時代のレトロな建物の中は、台湾布袋戲文化をじっくりと味わえる他、日本統治時代の郡役所警察課当時の拘置所が残されており、以前の建築の特色を見ることもできます。ここでは台湾の歴史と発展に思いを馳せてみましょう。

虎尾雲林布袋戲館 虎尾雲林布袋戲館 虎尾雲林布袋戲館 虎尾雲林布袋戲館 虎尾雲林布袋戲館

虎尾雲林布袋戲館
  • 住所:雲林縣虎尾鎮林森路一段498號
  • WEB:http://tour.yunlin.gov.tw/huwei/service/index1.asp
  • 電話:05-636-4826
  • 営業時間:水曜~日曜 10:00-18:00(月曜、火曜休館)
  • 交通:台湾高速鉄道雲林駅からタクシーで約10分

虎尾合同廳舍

虎尾合同廳舍

 日本統治時代の特殊建築の一つである「虎尾合同廳舍」は、前身は台南州虎尾郡の派出所と消防署の事務所、後に虎尾消防署となった建物で、現在は歴史的建築に登録されています。合同庁舎として建てられた1931年当時、4階の「瞭望塔式閣樓」はとても特徴的で虎尾では最も高い建築物でした。

 建物内は郡役所管轄の派出所、消防署、公会堂と3つのエリアがあり、現在はリノベーションして「誠品書店虎尾店」となっています。建物内は郡役所管轄の派出所、消防署、公会堂と3つのエリアがあり、現在はリノベーションして「誠品書店虎尾店」となっています。

 外観も内部も当時の特色が残されているので、書店内を回りながら建築特色に注目してみるといいでしょう。階段や壁、窓枠など、とても美しく一見の価値がありますよ。館内にはスターバックスもあり、その2階の座席エリアには奉安庫(御真影や教育勅語の保管施設)や、消防隊が出動する際に使用した滑り棒などが残されています。

虎尾合同廳舍 虎尾合同廳舍 虎尾合同廳舍 虎尾合同廳舍 虎尾合同廳舍 虎尾合同廳舍

虎尾合同廳舍

虎尾雲林故事舘

虎尾雲林故事舘

 当時、雲林三郡の一つであった虎尾郡は、郡役所の所在地でした。「雲林故事館」は雲林県虎尾鎮林森路と公安路の交差点にある日本家屋で、日本統治時代に虎尾郡役所の郡守官邸として建てられ、その後、雲林地方法院院長宿舎となりました。2001年7月には雲林県歴史建築に登録され、2005年に修繕に着手し、翌2006年8月に完成、雲林県内で歴史建築リノベーション第一号となりました。

 地元の生活や芸術、教育、文化が集まった「雲林故事館」は、収蔵、展覧、演出、創作など、地元のストーリーを提供している場でもあります。創作芸術と地元民の生活が結び合ったこの場所で、昔と現在の融合を感じてみてはいかがでしょうか。

虎尾雲林故事舘 虎尾雲林故事舘 虎尾雲林故事舘 虎尾雲林故事舘

虎尾雲林故事舘
  • 住所:雲林縣虎尾鎮林森路一段528號
  • WEB:http://www.ylstoryhouse.org.tw/
  • 電話:05-631-1436
  • 営業時間:水曜~日曜 10:00-18:00(11~3月は毎週水曜~日曜9:30-17:30)
  • 交通:台湾高速鉄道雲林駅からタクシーで約10分

虎尾厝沙龍

虎尾厝沙龍
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 虎尾街の路地裏に佇む「虎尾厝沙龍」は、1940年代に建てられました。和風と洋風を兼ね備えた「興亜式」の風格ある建物からは、虎尾郡が日本統治時代に台湾の製糖業の中心として栄えていたことが窺えます。外観は芸術性にあふれ、石刻と芸術品で飾られた庭はタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。

 ルネサンスの雰囲気が漂う店内は、オーナーが集めたアンティーク家具が並んでいます。ゴシックからビクトリア時代、19世紀末の新芸術期から1920年代のArt Decoなどのアンティーク家具やライト、壁紙などの美術工芸に囲まれた座席エリアは、まるで時空を越えた歴史の中に迷い込んだかのような気分になりますよ。

 「虎尾厝沙龍」はカフェだけでなく「文化、生態、性別、芸術とアルテルモンディアリスム(グローバル化を模索する諸運動)」をテーマとした本屋でもあります。台湾の天然ヒノキで作られた本棚からも「虎尾厝」の和洋建築が見受けられます。不定期に台湾の新鋭アーティストの個展を開いているので、レトロな雅やかさと日常生活が合わさった素敵な体験ができますよ。

 ドリンクも地元の特色を生かしており、「沙龍咖啡(コーヒー/150元)」は、雲南シャングリラコーヒー豆を使用しています。落ち着いたこの空間にすっきりとした甘味がよく合っています。「蔗香冰醋(バナナビネガー/150元)」は、虎尾製糖産のサトウキビシロップと地元の酢を使用しており、爽やかな甘酸っぱさが夏の暑さを和らげてくれますよ。


虎尾厝沙龍
  • 住所:雲林縣虎尾鎮民權路51巷3號
  • WEB:http://www.huweisalon.com/
  • 電話:05-631-3826
  • 営業時間:火曜~土曜 11:00-23:00 日曜 11:00-18:00
  • 交通:台湾高速鉄道雲林駅からタクシーで約10分

虎尾彩繪剪紙藝術村

虎尾彩繪剪紙藝術村

 台湾の新年は、どの家庭も提灯を掲げ、色絹で飾り付けをし、赤い春聯(お札)を貼ります。雲林の北溪里は、道路沿い全長500メートルに渡り、伝統あるデザインの切り紙色絵が施されていて、伝統ある童話のストーリーや十二支、新春などのテーマがあり、村全体が台湾色であふれています。

 「虎尾彩繪剪紙藝術村」と呼ばれるこのエリアは、芸術家鄭元東氏率いる虎尾科技大学の学生がプロジェクターを利用して下描きし、1週間以上もかけて新春の絵を完成させました。ちょっと見ると手で壁に紙を貼ったような感じですが、全てが細かい描写なのです。メインとなる切り紙色絵以外、周辺では地元民が力を合わせて創作に加わっています。改造した灌漑用水タンクにぐでたま似のキャラクターが描かれていて、そのぽっちゃりとした可愛さは思わず抱きしめたくなるほどですよ。ちょっと違った農村の風情を楽しみたいと思ったら、ぜひ一度訪れてみてください。

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虎尾彩繪剪紙藝術村
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