レストラン・カフェ・ショップ(1)

 ある劇団が、ここで演劇を行ったことに端を発した文化芸術活動ですが、その活動の趣旨を守るため、ここでは一般のショッピングセンターや百貨店とは違ったテーマでモールが形成されています。文芸を広めるための画廊やデザイナーズ商品・イベント演出をはじめ、一般のレストランでも芸術文化イベントがあり、クリエイティブアートを一般生活の中へと結びつけています。華山1914創意文化園區にはいろいろなお店が出店しています。どのお店も古い建物に入居していて、ノスタルジーを感じさせられます。しかし文化遺産を使っているため、火が使えないなどいろいろな制約もあるようです。ここではいくつかのお店をご紹介します。

青葉新樂園

  「青葉新樂園」は、1931年建築の工場に入っています。この歴史を感じさせる建物に、台湾料理の新しい生命とスタイルを吹き込んだ「青葉新樂園」ですが、新しさを求めるだけでなく、厨房には赤レンガと白タイルを使ったレトロなかまどを設置したり、店内のオープンキッチンは、道端にある昔ながらの屋台とベンチを真似るなど、古い工場の風貌をうまく活かした、古き良き温かい雰囲気に作られています。
 店内には、冷菜とデザート・温かい食べ物・オープンキッチンの3コーナーがあり、全部で40~50種類のお料理が並んでいます。雲林県の新しい特産「快樂豬」の豚肉や、桃園福田農場の有機野菜など、プロの目で厳選した食材を用い、きめ細かい心の行き届いたお料理を作っています。

※「青葉新樂園」はデータベース記事でご紹介しています。詳細はこちらをご覧ください。

 

CD Piazza

 CD Piazzaは、広大な米酒作業場の片隅にあり、この工場は1933年11月に建てられ、主に米酒と紅露酒の製造場でした。作業場はレンガ造りのために鉄筋の梁柱の構造になった2階建ての建築で、屋根は三連棟タイプのデザイン。作業場はたくさんの空間を変化させてあり、ある部分は高さが10mにもなり、またある部分は中2階構造になっています。その2階部分には、元々はたくさんの発酵タンクが設置されていました。酒工場が引越した後も直径約5mの丸い穴が残され、1、2階のそれぞれがお互いに繋がっており、なんだか奇妙な感じです。
 CD Piazzaは、キャラクター著作権・デザイン開発とブランド品の代理販売を主にし、その他にも台湾のオリジナルブランドやアーティストのエリアも提供されており、個人が作ったオリジナル商品を販売する機会を与えてくれます。そのため、店内の商品は多種多様で、アクセサリー・バッグ・キャラクター人形・USBなど、どれも個性あふれる商品が並んでいます。
 高級ソファーのレザーを用いて手作りした大きなショルダーバッグ(2,380元)は、傷が付きにくく丈夫で、また、同じ革製品で作った小さいバッグ(650元)もあり、カメラや携帯電話などの小物類を入れることができます。ファスナーばかりで作られたファスナーバッグや、アンティークなデザインのカメラケース・かわいい猫が中正紀念堂を訪れている絵が描かれたカードケース、さらには同じものが二つと無い手作りの水ガラスの指輪やネックレスなど、どれもとても可愛くて特別なものです。

●営業時間:平日11:00~21:00、休日11:00~22:00

 

老叢茶圃

 華山工藝精品館の向かい側は老叢茶圃となっており、工芸品を楽しんだ後、おいしいお茶を楽しめるなんて、とても良い気分ですよね!
 老叢茶圃は台湾杉林溪地区にあるお茶園で、自家製「星露茶」が看板メニューで、その他にも阿里山、日月潭、坪林などの茶葉の特選品もそろっています。星露茶は、海抜1680mの高山烏龍茶で軽度発酵・とろ火であぶる作り方を採用しており、お茶の香りが高く、口当たりは甘く、さらには茶園が竹林で囲まれているので、お茶の中に清らかな竹の良い香りが漂うようです。老叢茶圃にはたくさんのお茶のギフトもあり、例えば、旅行のお土産に最適なのが「典藏台灣」(1,788元)で、木箱に台湾の形が描かれており、一般的には星露、月隱、凍頂烏龍、阿里山烏龍の四大名茶を合わせるのがお勧めです(値段が変わりますが他の茶葉の組み合わせも可能)。
 良い茶葉があり、良い茶具があってこそ、香ばしくて甘いお茶が入れられます。そのため、茶圃では、岩礦壺・天目碗など、たくさんの特選茶具が販売されています。岩礦壺が有名になった理由は2つあり、どちらも1999年の921地震に関係があります。地底数百年の地層に埋蔵していた礦岩が地震によって巻き起こされ、壺芸家が、地震によりお茶園に影響あった人たちを心配して、岩礦を利用して壺を作ることを教えました。岩礦壺の特色は、鉱物質を豊富に含んでおり、水質をさらに甘くさせることが出来ます。何度も焼く過程を経て作られる岩礦壺は、壺表面が結晶のようでとても特別です。岩礦の急須は7,000元から販売されており、湯飲みは950~1,100元で、中国宋時代から伝わる天目碗は18,000元から販売されています。

●営業時間:10:30~20:00

 

Ayoi台北華山支店

Ayoi台北華山支店Ayoi台北華山支店  Ayoi先住民精品百家店は、2011年12月に台湾政府の行政院原住民委員会が先住民の業者と提携して立ち上げた先住民風のブランド商品を販売するショップです。Ayoiとは蘭嶼に住むタオ族の言葉で「ありがとう」の意味になります。店内にはタオ族がトビウオ漁で使う木舟、チヌリクランの文様などが描かれています。台北華山1914文創園區にある台北支店には約40~50軒の先住民業者の商品が販売されています。すべての商品は各族の先住民によりデザイン、製造され、収益はもちろん先住民に還元し、先住民が創業しやすくなる仕組みです。店員さんももちろん先住民で、各族の歴史と特徴に詳しいんですよ。
 店内には様々な伝統的なデザインのネックレスや小銭入れ、財布、携帯ケース、原住民音楽CDなどが並びます。台湾先住民グッズに興味がある方は、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

※「Ayoi台北華山支店」は台北日和でご紹介しています。詳細はこちらをご覧ください。

 
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