王氏は大学時代から前衛的舞台の演出家として活躍し、また、名匠エドワード・ヤン監督の映画作品で俳優としてデビューしました。台湾映画界ではエドワード・ヤンの継承者として期待されています。今回の「闘茶」は初監督作品です。
2004年にエドワード・ヤン監督のところで働いていた頃、「追風」っていう作品制作で「喫茶法研究」という本に出会った。宋時代のお茶関連書物で、それから何年かこのストーリーをあたため、数年前に日本の映画会社に送ったところ、映画制作が実現したんだ。映画中の黒金茶や伝説は僕自身の発想だよ。
Q3:初監督作品で、しかも日本、台湾、香港とスタッフも俳優も非常にインターナショナルな環境にあったそうですが、撮影にあたってのエピソードがあれば教えてください。4人とも素晴らしい俳優だよ。とても気持ちよく仕事ができた。初監督で役者に恵まれて、僕はラッキーだね。
戸田恵梨香: 彼女と初めて会ったのは2005年。確か16歳ぐらいだったんじゃないかな。当時映画が実現するかどうか未定だったけど、カメラテストをしたんだ。その時泣く芝居をしてもらって、それが非常に印象深かった。表情の奥に演技力や誠実さを感じた。闘茶ではこれまで以上に役者としての存在感と演技力を見せてくれるよ。
香川照之: 彼は新人監督だからといって私の考えを受け入れないということは決してなかった。このことには心の底から感謝している。コンクリートの壁に顔をはりつけるシーンは、ひょっとするとこんなシーンはいらないだろうと反対する人もいるかもしれない。でも、何度もリテイクしてもいやがらなかった。彼の態度は監督としての僕を大きくサポートしてくれたよ。
周渝民(ヴィック・チョウ): あまり演技指導はしなかった。初めて撮影したシーンで、仔仔は私が思う楊をほぼ正確に表現してたから。内に秘めた弱い部分もちゃんと理解してくれてたよ。
張鈞甯(チャン・チュンニン): 私の中で彼女のイメージは「陽光」。だから今回の神秘的な役を演じるにあたっては、どうやってミステリアスな雰囲気を出すのか、これが課題だったね。
Q:台湾の名監督、楊徳昌(エドワード・ヤン)の愛弟子だそうですが、彼から最も影響を受けた点とはなんでしょうか?今2つのアイディアがある。1つは一般的な娯楽映画だけど、もう1つはあまり人が見たがらない映画(笑)・・・アート映画っていえばわかりやすいかな、心の内面を描くような作品だね。でもまあ、私の場合はアートのレベルまで行ってないんだけどね。しかし、撮りたい脚本があっても資金がないと話しにならないからね。そのためにも、みなさん「闘茶」を観に来てください。
ずばり、チケットを買って「闘茶」を観てください(笑)。そして作品を気に入ってくれたら嬉しいです。それと台湾に来たら、ぜひ映画館にも足を運んでみてください。
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