台湾観光協会東京事務所レポート&所長インタビュー

台湾観光協会

 台湾観光情報や資料を入手するなら、なんといっても台湾観光協会。日本の国土交通省にあたる台湾交通部観光局が管轄する駐在事務所で、日本における台湾観光促進事業の窓口として設立されました。

 観光資料の無料配布や電話案内、各地における台湾観光誘致イベントやセミナーの開催をはじめ、テレビ、新聞、雑誌などの媒体を通じた宣伝活動などの台湾観光振興を行っています。

 台湾交通部観光局では、諸外国における観光客誘致諸活動や市場調査をふまえて、日本をはじめ韓国、香港、シンガポール、米国、ドイツの5カ国に海外駐在事務所を構え、日本では東京と大阪の2都市に事務所を設置して、一般の人でも自由に訪れて観光資料などを閲覧することができるようになっています。

1.東京事務所レポート

パンフレット、マップがずらり

新橋にある事務所には、台湾で発行された多種多様の観光地のパンフレットやマップがそろっています。台湾全体に関するものはもちろん、地方自治体や観光施設が独自に製作したものもあるので、訪問予定地のより詳しい情報を入手することができます。さらに、バードウォッチングや登山、鉄道旅行など、目的を絞った台湾の新しい楽しみ方を提案してくれる資料もありますよ。

きめこまやかな手作り資料

きめこまやかな手作り資料最新イベントや観光に関する重要な情報に関しては、東京事務所のスタッフが手作りした資料が置かれています。取材時には2月のランタンフェスティバルや、運転上の注意、旅々台北にも問い合わせが多い九份へのバス路線資料などが用意されていました。細やかな心遣いがうれしいですよね。


出張者大助かり、地方都市詳細マップ

地方都市詳細マップ台湾と言えば日本の大切なビジネスパートナー。そのため仕事で訪問する人も多いのですが、工場などがある地方都市の地図は入手しにくく、空港からどうやって行けばいいんだ・・と悩む人もいるそう。そんな時の強い味方が台湾で発行された各地の詳細マップ。閲覧用ではあるけれど、詳細な位置を確認できるので、ガイドブックでは紹介されていないようなどんな田舎町でもおまかせです。


旅行パンフレット

旅行会社が販売しているツアーの資料も豊富に揃っており、テーブル席で各社のツアーをゆっくりと比べることができます。なおツアーの内容に関する問い合わせや、申し込みは受け付けていませんのでご注意を。

このほかにもホテルのパンフレット、ゴルフ場ガイド、フリーペーパー、旅行ガイド、DVDソフトなど、台湾観光に関するありとあらゆる資料がそろっています。コピー機が使える(有料)ほか、自分でノートPC等を持参すればDVDソフトも閲覧OK。書籍などの一部は貸し出しもできるそうです。

台湾観光協会の上手な利用方法

何を知りたいか、具体的な目的をもって訪問しよう
資料がとにかく充実しているため、なんとな~く訪問すると、山のようなパンフレットを抱えて帰ることになってしまいます。事前にガイドブックなどでおおまかな旅行計画を立て、それを補完する形で資料を収集したり、スタッフに質問をすると吉ですよ。
台湾観光協会東京事務所(TAIWAN VISITORS ASSOCIATION TOKYO OFFICE)
  • 住所:〒105-0003 東京都港区西新橋1-5-8川手ビル3F
  • 電話:03-3501-3591 / FAX:03-3501-3586
  • ※タリーズコーヒーに向かって右手の路地を入ってすぐ。外堀通りに看板などは出ていませんのでご注意を。
アクセス
  • JR新橋駅 日比谷出口 及び 地下鉄銀座線新橋駅出口Bから5分
  • 都営三田線内幸町駅A4出口から1分/地下鉄銀座線虎ノ門駅9番出口から4分/地下鉄千代田線霞が関駅C2出口から5分
  • オープン時間:月~金曜日(祝祭日を除く)の9:30~18:00
  • 休日:土、日曜日、日本の祝祭日、台湾の國慶節(10月10日)、旧暦の元旦
台湾観光協会大阪事務所
  • 電話:06-6316-7491 / FAX:06-6316-7398
  • 住所:530-0047 大阪府大阪市西天満4-14-3 住友生命御堂筋ビル6F
  • 東京・大阪各事務所の所在図 : http://www.go-taiwan.net/reference.html
  • 観光協会日本語公式HP : http://jp.taiwan.net.tw/

2. 江明清 東京事務所長 インタビュー

江明清 東京事務所長東京事務所長を務めるのは、日本赴任5年目を迎えるという江明清氏。おいしい台湾烏龍茶をふるまわれながら、台湾の魅力について語っていただきました。

旅々台北:
2005年、2006年に続き、2007年の日本人旅客の台湾への渡航者数も100万人を突破したそうですね。これだけの数の日本人を旅立たせる、台湾の魅力とは何でしょう?
江所長:
そのとおり!3年連続100万人の突破とは、素晴らしい快挙だと思います。台湾を応援してくださる全ての皆様のご協力やご支援がなくては達成できないことです。僕はね、台湾と日本の人の間には “つながり”があると思います。
旅々台北:
“つながり”とは具体的には?
江所長:
“心のつながり”ですね。ご存知のように台湾と日本は、歴史と文化を共有しています。それらを背景にした“心のつながり”はほかの国とはありえないほどの深いもので、それが両国民の行き来を後押ししてきました。 過去に何度も突破しそうで突破できない状況の繰り返しだった日本人訪台旅客の100万人の壁を乗り越えることは、台湾観光関係者一同の悲願でありました。
旅々台北:
現在も日本から大勢の旅客が台湾を訪れていますが、100万人市場となってから、何か変わりましたか?
江所長:
そうですね。昨年2007年に台湾を訪れた人は日本旅券保持者では、年間で117万人でした。ほんの数年前までは、全体の約70%が男性だったのに対し、女性は30%でしかありませんでした。ところが近年は、その割合が男性60%、女性40%というシェアになってきているのです。台湾を訪れる女性が増加しています。エステやグルメにスイーツ、ショッピングやF4をはじめとする台湾の人気アーチストなど、女性が興味を持つ台湾の新たな観光素材の魅力が、広く日本に認識されて大きな効果をもたらしたのでしょう。
旅々台北:
台湾の魅力と言えば、グルメも欠かせませんね。
江所長:
もちろんです!僕は台中の出身なのですが、名産の“タケノコ”はぜひ食べてほしいですね。日本では珍しいマコモや、お菓子のように甘いサツマイモ。大豆製品もおいしいよ。分厚い湯葉に、豆腐を干した豆干も素朴な味でいける。台湾料理は野菜やフルーツの味が良いから、素材そのものの味を生かした料理がお勧めですね。大好物な牛肉麺や胡椒餅も是非ご賞味いただきたいし、デザートなら豆花や雪花氷がおすすめです。そういえば、台北の吉林路においしい海鮮料理レストランがあってね・・・・

インタビューの最後の方は、台湾のおいしい料理、レストラン情報のオンパレードになってしまい、お話をうかがいながらもお腹が鳴りそうになってしまいました。江所長はとってもグルメで、日本でも台湾でもおいしいレストランの開拓に余念がないそうですよ。お忙しい時間を割いていただき、本当にありがとうございました。

台湾観光協会では2008年から2009年の2年間を「旅行台湾年」とし、多彩なキャンペーンプログラムや観光イベントなどを計画しているそうです。お得な情報はこれから続々と発表されてくるそうです。今年は「旅行台湾年」情報を要チェックですね!