台湾へ旅行へ来るときに、必ずお世話になるのがフライトアテンダントさんたち。特にチャイナ エアラインには、台湾を代表する航空会社にふさわしい、素敵なアテンダントさんが多いと評判です。
 このたび旅々台北は、チャイナ エアラインにご協力いただき、フライトアテンダントのトレーニングセンターを見学させていただきました。
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 記者がお邪魔した時は、ちょうどワインに関する講義の真っ最中。毎日、朝の8時過ぎから夕方まで授業がつまっているそうで、こんなに勉強するのは大学受験以来ですよーと、皆さん笑います。

 今回、取材させていただいたのは、2004年7月18日付けで採用された日本人フライトアテンダント候補生19名。全員女性です。私服での訓練期間を経て、やっと制服着用を許されたばかりだそうですが、それが信じられないほど制服姿が決まっているのは、訓練のたまもの、そして彼女たちの意気込みの表れでしょう。

 ワインに関する授業は全て英語。教官の口からは、ラベルの読み方や産地に関する専門用語が、ポンポンと飛び出します。

 機内では気軽に飲んでいるワインですが、フライトアテンダントさんたちは、どんな質問にも答えられるようしっかり勉強済み。今度搭乗した時には、さりげなく質問してみようかしらん・・などと思ったり。電子辞書を片手に必死にメモを取る、訓練生さんたちがとても頼もしく見えました。

 トレーニングセンター(空服訓練館)があるのは、松山空港にほど近い華航停車大樓エリアの一角。真っ白な二階建てのビルで、現代美術館のようなモダンなデザインです。

 日本、タイ、シンガポール、台湾で採用されたフライトアテンダント候補の皆さんは、ここで二ヶ月あまり、朝から夜までみっちり訓練を受けるのだそう。その厳しさに耐え切れず、途中でリタイアしてしまう人もいるそうですが、お客様の安全を守るお仕事ゆえ、それはしかたがないのだとか。
 マルチメディアルームで、PCを使った授業です。イヤフォンから流れる音声を聞きながら、機体の新しい設備などに関して学習するのだとか。

 一見、シュミレーションゲームのような画面ですが、皆さんの顔は実に真剣。しかも背筋がぴっと伸びて、PCに向かう姿もりりしいのはさすがです。

 「美姿美儀教室」。む、なにか美しそうな教室名・・とお思いでしょう。はい、この部屋こそがフライトアテンダントの"美"を訓練するメイク・マナー指導ルームです。

 広い教室の三方には鏡と椅子がずらり。教壇にはメイクのお手本写真が飾られているのですが、これがまさに宝塚。「機内は舞台。私は女優」という言葉が頭をよぎります。確かにこのお部屋、劇場のメイク室にそっくりなんですよね。

 航空会社によっては化粧品メーカーや、各アテンダントが使用する口紅、ネイルの色まできっちり指定するところもあるそうですが、チャイナ エアラインでは制服の色にマッチした口紅とエナメルの色を、会社が3種類ずつ提案しており、その中で自分の好きな色を選ぶことができます。

 化粧品メーカーの指定はありませんが、色などは厳しく管理されているそうですよ。訓練生のみなさんも真っ赤なネイルを塗ったりと、自分好みのメイクを楽しんでいるようでした。ちなみにトレーニングセンターでは、MACの化粧品を使っているそうですよ。

 ところでこの教室には靴を脱いで入室するのですが、その時にこっそりチェックしてしまいました。御用達靴のブランドを!さて、グッチかフェラガモか・・とのぞいてみたところ、台湾ブランド阿痩皮鞋(A-So)の製品。実に堅実です。

  ちなみに空港など地上ではハイヒール、機内ではローヒールと履き替えるそうです。機内では安定第一ということなのですね。
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