TOPICSのバックナンバー







お神輿と神様軍団
 小さいながらも、細かい細工の施された立派な紫檀の神輿とグリーンの華やかな旗に飾られた神輿に乗って現れたのは、城隍爺をご本尊とする民間宗教チーム2チームのご本尊です。 それらの神輿が登場するや、観客はみな神輿に向かって手を合わせ、一心に家内安全と健康を祈り、また誕生を祝います。この神輿は練り歩いたあとに城隍爺の廟に入ってご挨拶。

 祈っている観客には、今度は爆竹に替わりに神様が首から下げたお菓子がまかれます。おお、きっとご利益があるに違いない!とゲットを試みますが、入手ならず。くぅ・・・残念。

 神輿に乗ったご本尊ばかりではありません。神輿のあとには、巨大な大仙仔(神様軍団)が練り歩きます。その数10数体。

 1体2メートルから3メートルはあろうかという巨大な神様達は、赤いポンポンのついた豪華な冠をかぶり、極彩色の派手な衣装をまとった威厳あふれるお姿。赤い顔や真っ黒の恐ろしげな顔、長い舌をベロンと出した眉の長い神様などバラエティーに富んだ様相の神様達は、歩き方も悠然として・・・いや、長〜い手だけがぶらんぶらんと揺れていて、威厳あふれるという形容を通り越し、正直言って怖い。

 そのお姿で近寄ってこられたら、悪いことはしていなくとも、つい、ごめんなさいーっと謝ってしまうほどの大迫力です。「大仙仔」と呼ばれるこの神様軍団は、お祭りによって結成されるチームが違うそうですが、通常は千里眼、順風耳、七爺、八爺、土地公公、文武判官といった面々がレギュラーメンバーだそう。ここで、なみいる神様の中からお祭でよく見受けられる神様をご紹介。
神様紹介
千里眼と順風耳 媽祖(海の神様)の部下で、千里眼は遠くまで見通し、順風耳は大きな耳でどんな些細な音も聞き逃さず、媽祖に遠くで起こっていることを逐一報告する役目を担っています。
七爺と八爺

七爺

八爺

城隍爺の部下で、人が亡くなると一番にやってきてその魂を城隍爺のところへ連れてくる役割を持っています。この七爺と八爺には、こんな言い伝えが残っています。ノッポの七爺とチビの八爺は、生前大の仲良しでした。ある時、2人は橋の下で待ち合わせをしましたが、八爺が待てど暮らせど七爺はやってきません。そのうち大雨が降って来ましたが八爺は友への忠誠心のため動こうとせず、氾濫した川にのまれ溺死してしまいます。それをあとで知った七爺は、大変悲しみ首を吊って死んでしまいます。2人は死後、城隍爺に召喚され部下として2人仲良任務にあたっているのだそう。

七爺:ベロンと出た長い舌が特徴。首吊りをしたので舌が出ているのだとか。神様軍団の中でもひときわノッポ。

八爺:巨大な神様軍団の中で一際小さくて黒いのが八爺。

土地公公 土地の神様。その土地ごとに自分の管轄範囲をもっている神様で、健康祈願から、家内安全、学業成就までありとあらゆることをカバーするマルチな神様。地元民から一番親近感を抱かれている神様です。

土地公公:土地の神様。長いおひげがユーモラス。
いろいろな神様 首からさげたお菓子には、邪悪なものを払い平安を呼ぶと言われています。お祭の最中にまかれたりしますので、根性でゲットしてみては?

< 銀山爺

緑の顔が特徴。金山爺と共に神様の財政管理を担当。
< 金山爺

真っ赤な顔が特徴。銀山爺と共に神様の財政管理を担当。
TOP(霞海城隍祭とは?)祭りのスタート|神様登場|パフォーマンス