2004年 鐵路節

蒸気機関車 鉄道弁当

 世界中の鉄道ファンが注目する鐵路節(鉄道の日)記念イベントが、2004年も6月9日に各地で開催されました。今年の目玉は、お召し列車とSLの一般公開。いずれも、かつて台湾の地を走っていた貴重な車両です。

 毎年新作が発表される鉄道弁当も見逃せないと、 6月7日のプレス発表会へはせ参じました。

2004年 鐵路節 お召し列車、SL公開
 公開期間:2004年6月8日〜6月9日(9:00-16:00)
 会場:台湾鐵路局南港調車場所花車車庫



 台湾の鉄道の歴史は古く、清朝政府の役人、劉銘傅の指導の元で台湾鉄路局が開設されたのは1887年。今年で117年を迎えます。

 1891年の6月9日には、台北−基隆間を結ぶ全長28.6kmの鉄道が開通。これを記念して毎年6月9日が「鐵路節」(日本で言うところの鉄道の日)として定められました。この路線を走ったドイツ製SL「騰雲號」は、現在、台北市の二二八公園に展示されています。




 そして1908年には日本より派遣された後藤新平らの管轄下、基隆―高雄と、台湾を南北に貫く西部縦貫線が完成。牛車で1ヵ月かかる距離を、列車が一日で走り抜けると、当時の人々はそのスピードにたいそう驚いたのだとか。

 1941年までに主要路線はほぼ完成しましたが、東部の蘇澳と花蓮、台東と枋寮の間はまれに見る難所で、この地域に鉄道が開通し、台湾を鉄道で一周できるようになるには、1992年まで待たなくてはいけなかったのでした。


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