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魚雷型通風管
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車内には、移動中に快適に過ごせるよう、さまざまな工夫が隠されており、例えば菊の花が彫刻された欄間は通風孔を兼ね、車両の天井に設置されたミサイルのような「魚雷型通風管」を通じて、新鮮な空気を車内に取り込むシステムになっています。
また、トイレの壁に設置されたフタを開けると、蛇口と洗面台が収納されていたりと、ベッドマットの下には、細い網目状のスプリングを敷いて走行時の揺れを抑えたりと、随所に先人の工夫と知恵を見ることができます。SA4102号は台湾ではじめて発電装置を備えた客車であり、その豪華さからも「線路上の宮殿」と呼ばれたそう。
 皇族、VIP専用車両といえども、SA4101号は全長約16m、SA4102号は約14m、幅は3m弱と、そう広くはない面積にベッドルーム、リビングルーム、ダイニングルーム、従者の控え室、洗面所がぎっちりと詰められているのですから、機能性と美しさを両立させるために、さぞかし製造担当者は頭をひねったことでしょう。
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