◆伊拉迎賓門

 バスを降りると、一瞬、肺がひやっ、としました。標高1200メートルのこの地では、空気は冷涼そのもので、地上の汚れた空気に慣れた肺がびっくりしたようです。胸がドキドキするのは高山病・・ではなく、やっと憧れの地にたどり着いた興奮ゆえ。まずは深呼吸、深呼吸。

 私たちを迎えてくれた花冠の女性は、ルカイ族の杜姉(づーじえ)さん。村を代表して、ルカイ族に関する解説員を務めてくれるとのこと。さっそく伊拉迎賓門の壁に彫られたモチーフを見ながら、ルカイ族に関する基本知識のレクチャーがスタートです。