2017年5月11日

古き良き香港の味わい 願有記

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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お店の外観

お店の外観

焼きたてパン

焼きたてパン

願有豬扒包

願有豬扒包

冰火菠蘿油

冰火菠蘿油

店内の様子

店内の様子

オープンキッチン

オープンキッチン

 台湾大学エリアのそばにある願有記は、少数精鋭の品揃え。何でも揃っているお茶レストランとのセグメンテーションを図り、テイクアウトサービスを行っています。食の安全性を追求し、人工添加物はほとんど使わず、多くの顧客から好評を得ています。品質管理と食の健康のため、毎朝焼きたてのパンを提供することが「願有記」のこだわり。生地は冷蔵室で15時間発酵させ、翌日、小麦粉、水、酵母、バター、砂糖を加えて混ぜ伸ばします。湿度が程よく保たれ、よく伸びる生地になるそうです。

 マカオを代表する料理、豬扒包(ポークチョップバーガー)を由来としたのが「願有豬扒包(願有ポークチョップバーガー/85元)」です。毎日仕入れる新鮮な常温骨付きポークは叩いて筋を切り、醤油、砂糖、にんにく、生姜を合わせたタレに漬けます。一晩寝かせてタレを豚肉の繊維の中に浸透させます。オーダーが入ったら、揚げ粉などは付けずに、そのまま揚げます。表面はサクッと揚がり、油っぽさがありません。外はカリッと中はふんわりと焼いたパンにバターを塗り、揚げた豚肉を挟みます。パンと豚肉の繊細な香りを楽しむことができますよ。

 香港料理といえば、よく知られているのが「冰火菠蘿油(香港風メロンパン/40元)」です。お店では伝統を維持するために、昔の香港より更に古い製法で菠蘿の生地を作っています。その生地を発酵したパン全体にかぶせ、オーブンの中に入れて焼きます。菠蘿はサクッとやわらかな食感で、冷たい有塩バターが挟んであります。甘い菠蘿とバターの塩気が絶妙な組み合わせですよ。

 見た目が子豚に似た「奶油豬仔包(練乳がけパン/55元)」は、香港人が大好きなパンです。半分に切った豬仔包上にはバターが塗ってあり、焼いた後に練乳をかけます。多くの香港人が愛してやまない、おやつの定番です。

奶油豬仔包

奶油豬仔包

鹹檸七

鹹檸七

 また、天然香料で塩漬けしたレモンも香港生まれのドリンクです。「鹹檸七(塩レモンセブンアップ/50元)」は、七喜汽水(セブンアップ)とレモンが見事にマッチしています。塩気と甘味、そしてソーダの喉越しは、炎天下の暑気払いにも最適でしょう。

 願有記の徐オーナーは、香港料理に非常に興味を持っていて、パンの調合、食材からドリンクの風味にいたるまで独自に研究しています。生粋の台湾人ですが、香港からの留学生でさえも涙が出てしまうほどの故郷の味を作り出しています。これはきっと食に対する愛とこだわりの賜物に違いありません。
(記者:Hana H.)

地図

【願有記】
住所:台北市大安區復興南路二段340巷7號1樓
電話:02-8732-8282
営業時間:11:30-20:30
定休日:日曜
交通:MRT科技大樓駅から徒歩10分
URL:https://www.facebook.com/yuanyouji2016/

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