2015年4月14日

メニューのない古民家食堂 筑馨居

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
※写真クリックで大きなサイズの画像が表示されます。

[日本語]  
店内の様子

店内の様子

台南蝦捲、古早味自製香腸、東坡肉

台南蝦捲、古早味自製香腸、
東坡肉

清蒸鱸魚と蒜頭鶏

清蒸鱸魚と蒜頭鶏

日本統治時代の骨董品

日本統治時代の骨董品

兌悦門

兌悦門

お店の外観

お店の外観

龍鬚菜と清蒸虱目魚肚

龍鬚菜と清蒸虱目魚肚

 歴史の香り漂う台南、信義街。今も残る城門、兌悦門のほど近くに、知る人ぞ知る、メニューのない完全予約制の台湾料理レストランがあります。築130年以上の古民家レストラン「筑馨居」は、2009年に年配の夫婦によってオープンしましたが、高齢の為2014年に現在のオーナー、勇伯さんへと経営をバトンタッチ。料理の内容もリニューアルされました。台南らしい古民家でいただく、とっておきの料理を求めて、わざわざ遠くからやってくる旅行客や、地元の団体客に人気なのだとか。どんな料理が出てくるのか行ってからのお楽しみなのもここならではの楽しみですよ。

 本日の料理、トップバッターは台南のエビをたっぷり使った「台南蝦捲(台南蝦フライ)」と「古早味自製香腸(自家製ソーセージ)」です。プリプリの食感の蝦捲と、台南ならではの甘いソーセージのいきなりの登場に、これからの料理への期待が膨らみます。勇伯さんはもともとシェフだったそうで、一から作るというソーセージに料理への相当なこだわりを感じます。次は見るからに柔らかそうな「東坡肉(トンポーロ―)」のお目見えです。口に入れた途端ホロホロととろけて、ついついご飯がすすみます。おひつに入ったご飯は「後壁無米樂」という希少な台南ブランド米を使用しています。箸休めで登場するのは、龍のヒゲに似たシャキシャキの食感が楽しめる野菜、「龍鬚菜」です。フランス料理のようなきれいな盛り付けで、ソースにも台南關廟産のピーナッツとゴマが使われていますよ。

 そして魚料理が2品続きます。初めは台南でポピュラーな魚、虱目魚の「清蒸虱目魚肚(虱目魚の蒸し物)」です。1匹につき1個しか取れないお腹の部分がゴロゴロ入った贅沢な蒸し物です。骨もなく野菜と一緒にさっぱりと食べられますよ。その次は、台湾の定番家庭料理「清蒸鱸魚(スズキの蒸し物)」の登場です。ふっくらとした身に、しっかり味がしみ込んでいて大満足です。

水煮新鮮蝦子

水煮新鮮蝦子

白茹鶏湯

白茹鶏湯

 お腹が膨れてきましたが、料理はまだまだ続きます。大蒜と鶏肉を柔らかくなるまでじっくり煮込んだ「蒜頭鶏(ガーリックチキン)」と、見るからに新鮮なピンク色の蝦をふんだんに使った「水煮新鮮蝦子(新鮮蝦の水煮)」。お肉と蝦、どちらも一見ボリューム満点ですが、新鮮でペロリと食べられますよ。

 最後は、「白茹鶏湯(キノコとチキンのスープ)」です。キノコとチキンのダシが優しい味わいで、しめにぴったりの一品です。

 今日いただいた全9品の料理は1人前500元(2人前~)。季節やオーナーの気分によって、内容が替わるので、予約の際に相談してみてくださいね。食事の後は、ぜひ奥の部屋にも行ってみてください。先代オーナーがコレクションした日本統治時代の、骨董品が所狭しと並んでいて、まるで博物館のようになっていますよ。台南の歴史も味も両方楽しめる「筑馨居」に、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
(記者:YUKO)

地図

【筑馨居】
住所:台南市信義路69號
電話:06-221-8890
営業時間:11:00‐14:00 / 17:00-22:00
定休日:無
交通:台湾鉄道台南駅からタクシーで約10分
URL:https://www.facebook.com/pages/%E7%AD%91%E9%A6%A8%E5%B1%85/408529669303867?fref=ts&rf=177683735631682

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