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2013年3月25日

女性に嬉しい漢方スープ 阿圖麻油鶏

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
 
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麻油鶏湯加麺線

麻油鶏湯加麺線

お店の外観

お店の外観

豬肝清湯

豬肝清湯

鮮魚清湯

鮮魚清湯

四物鶏

四物鶏

歴史を感じる提灯 街中でよく見かける麻油鶏のお店ですが、どんな効果があるか知っていますか?麻油鶏は生薬用生姜・米酒・胡麻油・鶏肉で作るスープで、血液循環を良くし身体を温めることができることから、寒い冬の日に多く食べられます。産後の体力回復時に昔から飲まれていて、台湾人にとっては欠かせないスープの1つです。家庭でも作ることができるので、各家庭によってこだわりのあるスープでもあるんですよ。今回紹介するお店は、屋台で20年ほど、店舗を構えて10数年間麻油鶏を販売し続けている阿圖麻油鶏です。日本人にも食べやすくクセのない麻油鶏なんですよ。

じっくり煮込み中 お店のメインは「麻油鶏湯(110元)」や、台湾のそうめんを入れた「麻油鶏湯加麺線(130元)」です。メーカーに特別注文をして造ってもらった米酒(度数20%)と30年以上継ぎ足している秘伝の胡麻油が味の秘密で、胡麻油の量や風味でスープの仕上がりが異なるので、麻油鶏湯を作る上でとても重要です。他のお店だとお酒の分量が多く、飲みにくいのもありますが、こちらのお店の麻油鶏湯は、米酒とお水を半分ずつ入れているためお酒も適度で、鶏肉のプリプリした食感が美味しいのでお酒が苦手な方や、初めての方でも気軽に挑戦できます。

レバーたっぷり 続いて「四物鶏(120元)」は名前の通り、当帰・川りゅう・芍薬・地黄の4種類の生薬と鶏肉で作られていて、効能のほとんどが女性に嬉しいものばかりです。冷え症、貧血、ホルモンのバランスを整える、皮膚を潤す、シミ、女性特有の辛い症状など、他にも書ききれないほど多くの症状に適応するそうです。見た目は黒く毒々しいスープで、日本では経験のない漢方の香りで敬遠しがちですが、スープの苦みは全くなく地鶏の出汁が出ているので甘みが強く、とてもあっさりしているのでゴクゴク飲める味わい。漢方を使ったスープを飲みやすく作るには、なるべく大きな鍋を使用し鶏肉を多めに入れるのが大切だそうです。

 これからの暑い季節でも飲みやすい温かいスープを2品紹介します。どちらのスープも鶏ベースの出汁になっていて、千切りの生姜と葱で味を調えています。まず1品目は「豬肝清湯(45元)」です。粉肝というレバーを使用したとてもあっさりしたスープです。レバーの臭みがなく食感が柔らかいため、暑さで体力が落ちている時にピッタリな1品です。「鮮魚清湯(60元)」は鯛が入っているスープです。魚と鶏の出汁が上手く混ざり、さっぱりとしているので、夏によく飲まれるのがわかります。スープメニューは全て20元プラスすれば台湾そうめんを加えることができますので、お好みで注文可能です。

店内の様子 漢方はスープにして飲むのが一番効果があるそうです。台湾に遊びに来た際は、エステの後に漢方スープで身体の中もデトックスしてみるのはいかかでしょうか。
(記者:ako)

【金佳 阿圖麻油雞】
住所:台北市林森北路552-2號
電話:02-2597-7811
営業時間:月~土11:00-24:00、日11:00-21:00
定休日:無
交通:MRT中山國小駅から徒歩5分
URL:http://www.a-tu.com.tw/default.asp
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