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2012年6月20日

萬華で昔ながらの味 麗珠什錦麺

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什錦湯麺と排骨

什錦湯麺と排骨

木製のカウンター

木製のカウンター

排骨飯

排骨飯

炸軟絲

炸軟絲

店内の様子

店内の様子

 清朝時代の台湾を表す諺に「一府二鹿三艋舺」というのがあります。府は台南、鹿は鹿港、それと艋舺のことで当時の台湾でこの3大都市が賑わっていたことを示しています。艋舺は台北で最も早く発展した地域で、現在の龍山寺近くの萬華地区に当たります。この辺には昔の台湾の建物などが残っていて独特の雰囲気が漂うところです。麗珠什錦麺も開店から半世紀が経つ萬華地区のレトロさを色濃く秘めるお店なんですよ。

路地裏に佇むお店の外観 麗珠什錦麵はMRT龍山寺駅近くの静かな路地裏にあります。お店は2011年にリニューアルしたためオシャレな今風の外観で、天井には一つ一つの電球を散りばめるなどカフェのような内装です。木製のレトロなカウンター、それにシンプルな木製の椅子とテーブルが加わって、伝統的な香りも漂っています。現在は2代目の郭オーナーが厨房に立っていて店内はいつもお客さんでいっぱいです。

 お客さんの目当ては「什錦湯麺(五目麺/100元)」と揚げたての「單點排骨(パイグー)/60元」です。什錦湯麺のスープは毎日丹精込めて煮た雌鶏から作っています。これに新鮮な蝦、牡蠣、アオリイカ、豚肉、豚の肝、黒きくらげ、青菜などの豊富な食材が加わります。油麺は蕎麦粉で作られていて長く煮ても弾力感は失われません。さっぱりとした口当たりとスープの甘みは評判通りのおいしさですよ。單點排骨は調理前に肉を叩き、ブレンドした調味料で下味をつけます。味が染み込んだ後、衣を付けて油で揚げます。排骨の肉質はぎっしりで弾力があり独特の風味があります。ご飯を食べたい時は「排骨飯(パイコー飯)/95元」にも変更できますよ。また排骨以外にも日替わりの家庭料理3種類が選べます。

醉蝦 この店では他にもいろいろな台湾料理を味わうこともできますよ。郭オーナーがオススメの「炸軟絲(モンゴウイカ炒め/200元)」は、新鮮なモンゴウイカを黄金色になるまで揚げて、台湾バジルを加えて香りを一気に出します。イカのコリコリした歯触りとカリッとした衣、甘さが堪能できます。「醉蝦(酔っ払い蝦/250元)」はクルマエビの一種の剣蝦を茹でて、紹興酒と米酒、漢方薬に2~3日間漬け込んで作られています。氷で冷やしてテーブルに並びます。身はぷりぷりで甘く、お酒の豊饒な香りと漢方の風味がたっぷりです。炒蚵仔蛋また「炒蚵仔蛋(牡蠣の卵炒め/180元)」は嘉義県東石郷産の有名な牡蠣を使用しています。大きくて新鮮な牡蠣を卵とじにして、ケチャップをつければこの上ない美味しさです。台湾料理の中で滋養あふれるのが「腰花炒蒜(豚の腎臓とにんにく炒め/300元)」です。腰花とは豚の腎臓のことです。まずごま油と生姜を炒めて香りを出した後、腰花を入れ、更に、にんにくを加えて完成です。郭オーナーは腰花、生姜、にんにくを一気に口に入れると最も美味しいですよ、と教えてくれました。

腰花炒蒜 龍山寺にお参りした後、懐かしさ溢れる麗珠什錦麺や台湾料理を堪能してみてくださいね!
(記者:Mandy)

【麗珠什錦麵】
住所:台北市萬華區興寧街48號
電話:02-2308-6530
営業時間:11:00-22:30
定休日:月曜日、旧歴大晦日から8日間
交通:MRT龍山寺駅2番出口から徒歩約5分
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