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2010年12月20日

盛世皇朝秘宝-法門寺地下宮殿と大唐文物特展

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
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唐捧真身菩薩

唐捧真身菩薩

唐鎏金迎真身銀金花 四輪十二環銀錫杖

唐鎏金迎真身銀金花 四輪十二環銀錫杖

唐鎏金雙鴦團花紋大銀盆

唐鎏金雙鴦團花紋大銀盆

唐壷門座白玉棺

唐壷門座白玉棺

地下宮殿への入り口を再現 現在、國立歴史博物館では中国陝西の古刹、法門寺からやって来た文物の特別展示会「盛世皇朝秘宝-法門寺地下宮殿と大唐文物特展」が開催されています。1981年の激しい雷雨により法門寺塔の半分が崩壊。その後1987年に発見された地下宮殿への入り口。展示会では、その地下宮殿に1100年以上眠っていた数々の唐代文物が参観できます。

入り口 120点の展示品は、皇帝の御用品に豪商や貴族の所持品、そして皇帝一族から仏舎利を祀る法門寺へ奉納された宝器など。長い間密閉空間に置かれていた地下宮殿からの出土品は、傷みが少なくきれいな状態で保存されています。474個の真珠で飾られている唐捧真身菩薩や、芸術的な彫刻が見事な銀錫杖、舎利が納められていた五重の箱、約1500キロの亀をモチーフにした中国唯一の墓誌など、それぞれの展示品が唐の時代を物語っています。

 当時流行した銀製品には、精巧な浮き彫りがほどこされており、その模様には西方文化の影響が見て取れます。会場を入ってすぐのスペースで見られる唐鎏金雙鴦團花紋大銀盆は、中国で最も美しい金銀器の1つといわれており、晩唐時期一流の彫刻技術が楽しめます。皇帝の子息が産湯に使い、その後奉納されたのでは、という推測もあるそうです。

 「盛世皇朝秘宝-法門寺地下宮殿と大唐文物特展」開催の背後には、中国の様々な機関と長年に渡り交渉を続け、台湾国内でも開催のために奔走した主催者向陽公益基金會代表の廖氏の尽力があります。展示品には今後の海外展示はないだろうとされる宝器もあり、非常に内容の濃い展示会となっています。台北での展示は2011年1月9日まで。1月中旬より高雄の國立科學工藝博物館でも開催される予定です。自由で華麗な唐代の品々を、その目でぜひお確かめください。
 

※「盛世皇朝秘宝-法門寺地下宮殿と大唐文物特展」のその他写真は、こちらでご覧いただけます。

※展示会場内での撮影は禁止されています。

(記者:Mei)

【盛世皇朝秘宝-法門寺地下宮殿と大唐文物特展】
住所:台北市南海路49號 國立歴史博物館1階
電話:02-2388-0199
開催期間:2010年10月29日-2011年1月9日
営業時間:10:00-18:00 (最終入場時間17:30)
入館料:一般250元(月曜日220元、16時以降の入場160元)
定休日:なし
主催:國立歴史博物館、財團法人向陽公益基金會、國立科學工藝博物館、陝西省文物局、陝西省文物交流中心
交通:MRT中正紀念堂駅から徒歩約10分
URL:http://www.tosun.org.tw/famen/
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