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2010年10月27日

歴史が残した文化資産 台中駅と台中公園


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台中駅

台中駅

台中駅のシンボル、時計塔

台中駅のシンボル、時計塔

湖心亭

湖心亭

台中公園

台中公園

台中駅構内
台中駅
クラシカルな雰囲気の中正橋
日月湖のボート

 台中市は台湾西部の重要地点であり、南北の文化が共存するところです。中でも台中駅と台中公園は歴史と建築美学が見事に重なり合った代表的なスポットです。

 日本統治時代に西洋ルネッサンスの建築様式を取り入れて造られた台中駅は、赤レンガと黒瓦で覆われたハイカラな外観。じっくりと観察してみると、その姿は總統府とよく似ていることに気づきます。中央の屋根には華やかな時計塔があり、特徴的なものとなっています。白い石材と赤いレンガのコントラストは、100年近い時を経てはいますが、今でも堂々とした風格が感じられます。2階建ての高さがある待合所は、アーチ型の窓が並び、見事な彫刻が施された柱もあります。台中駅の建築美は、鉄道が通るポイント地として、重要視されていたことを物語っているのです。台中駅は、今でも台湾南北をつなぐ中継駅として重要なポジションを担っており、現代と歴史の融合を表現すべく、構内にはアート作品の展示が見られます。

 台中駅だけでなく、台中公園も歴史あるスポットです。1903年、日本統治時代に台湾年公園緑化計画の一環として誕生したこちらの公園は、面積約12ヘクタール。敷地内には湖心亭、日月湖、中正橋、中山橋、銅像紀念台、百年老樹區と6個所のポイントがあります。

 有名なのは日月湖と湖心亭。どちらも台中の人気撮影スポットです。4000坪あまりの日月湖では手漕ぎボートが借りられ、湖面上でのんびりと大自然が満喫できます。家族で楽しめるレジャーとしても人気なんですよ。湖心亭は、1908年、縦貫鉄道全線開通の式典参加でこの地を訪れた皇室の親王のために造られた建物です。独特の建築スタイルで、その外観は今でも訪れる人々の目を引いています。傍らにはヤシの木がそびえる湖心亭は、南国の小さな島を思い起こさせる、風情溢れる佇まいです。

 台中のスローライフを体感するならば、ルネッサンススタイルの台中駅を見学し、輝く水面の中、台中公園でボートに揺られてみるのもおすすめです。
(記者:Alice)

【台中火車站&台中公園】
住所:台中駅:台中市建國路172號、台中公園:台中市北區公園路37之1號
交通:台中駅:台北駅から台湾鉄道で台中駅へ。台中公園:台中駅前(中正路)から6205バスに乗り、自由路口で下車。
URL:台中駅:http://service.tra.gov.tw/Taichung/
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