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2010年7月26日

看板のない名店 桃源街牛肉麺


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紅燒牛肉麺

紅燒牛肉麺

清燉牛肉麺

清燉牛肉麺

粉蒸排骨

粉蒸排骨

お店の外観

お店の外観

 牛肉麺といえば、バリエーションも豊富で味のレベルもさまざま。もし牛肉麺の達人になりたいのなら、伝説の桃源街牛肉麺は必ず食べなければなりません。西門町の桃源街にはたくさんの牛肉麺のお店があります。

正面入口 その中に、看板もない、一見すると普通の2階建ての家なのに、客足が常に絶えないお店があります。ここがまさに50年以上の歴史があり、多くのファンによって支えられてきた、有名な桃源街牛肉麵です。

 おかみさんによると、元々はちゃんと看板があったそうで、店名は「老王記牛肉麺」でした。しかし、台風が来るといつも看板が飛ばされていたため、安全のためにも、いっそのこと看板を外してしまえということになったそうです。店名も桃源街牛肉麺に改められ、どんどん有名になっていったのです。

 店内に入ると見逃せないのがやはり牛肉麺(150元)。スープは紅燒(こってり味)と清燉(さっぱり味)の2種類があります。紅燒牛肉麺は、その量を見ただけでも驚きで、顔よりも大きなお碗の中にたっぷりのお肉と麺が入れられ、良い香りが食欲をそそります。牛肉はとろけるように軟らかいのに、細かい繊維が崩れてしまっていることもなく、オーナーの煮込み方の腕に感服です。モチモチの白い麺が香り高いスープを吸い込み、無料の漬物でアクセントをつけると、一口一口もう止まりません。

キムチ あっさりした味の方がお好みであれば、ぜひ清燉牛肉麵を試してみてください。同じ量で、食感も同じ、ただ違うのがさっぱりと油っこくないスープです。心を込めて煮込まれたスープは、灼熱の夏の日にも食べたくなる一品です。

 牛肉麺の付け合わせには泡菜(キムチ)(30元)や粉蒸排骨(骨付き豚肉のせいろ蒸し)(100元)はいかがでしょう。小さいお皿に盛られた泡菜は、何の魔力があるのか、どのテーブルでも注文されていますが、食べてみるとその理由が分かります。普段口にする泡菜とは全く違い、辛さと甘みは少なくて酸っぱさが強く、伝統的な四川料理の味となっています。油が多い牛肉麺に合わせると、さっぱりとして食欲も増し、みんな揃って注文するのも納得です。

  粉蒸排骨は、見た目が変わっているだけでなく、食べてみるとその味もとても特別です。黒胡椒の香りが漂う排骨は軟らかく蒸されていて、さらに粉を付けてあることで、とても食べやすくなっています。一緒に蒸された、ほっこりとしたじゃがいもが豚肉の肉汁を吸い込み、食べるととても甘くてお肉の香りも漂います。店内の様子小さいわりに100元という強気のお値段ですが、こんなに美味なので、やっぱりどのテーブルでも見かけます。

 台湾人の小吃に対する情熱を見ることができる桃源街牛肉麺。豪華な食べ物ではありませんが、このお店のメニューを食べると、きっとあなたも大満足ですよ。
(記者:Dee)

【桃源街牛肉麵(老王記牛肉麵)】
住所:台北市桃源街15號
電話:02-2375-8973
営業時間:10:00~21:00
定休日:その都度店内に掲示
交通:MRT西門駅4番出口から徒歩約3分
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