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2010年5月12日

米の産地 池上小旅行


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池上飯包文化故事館

池上飯包文化故事館

多力米故事館、2階建ての高さのある旧式精米機

多力米故事館、2階建ての高さのある旧式精米機

萬安社区稻米原鄉館

萬安社区稻米原鄉館

稻米原鄉館、客家碗公餐(200元)、米珍珠奶茶 (70元)

稻米原鄉館、客家碗公餐(200元)、米珍珠奶茶 (70元)

 「池上春耕野餐節イベントに参加するために池上まで電車にゆられ約5時間、イベントが終わればすぐに帰るだなんてもったいなすぎます。とういうことで、池上駅から出発し、おいしい鉄路弁当を食べ、竹いかだに乗り、田舎体験をしてきました。

 駅から徒歩約5分の距離にある「池上飯包文化故事館」は、有名な「悟饕池上飯包」によって開設され、1階では弁当と池上米が販売され、昔懐かしい茶室風の食事エリアもあります。2階では米に関する物が主に展示されています。池上飯包と駅弁のコラボレーション・・・ここでは1961年に現役を終えた列車を2両買い、快適な食事空間に改装しました。列車で駅弁を食べる、なんだか懐かしい風情を体験できるんですよ。

池上飯包文化故事館の路弁当(75元) 池上で販売されている鉄路弁当(駅弁)は、昔は飯包と呼ばれ、作り方は竹の葉を使ってご飯・肉・シロウリ漬けなどの材料を包み込んで、まるで三角おにぎりの豪華版のようで、現在の四角形の弁当とは全然違います。池上は、1939年頃から飯包を販売し始めていました。当時、花蓮から台東までは8時間かかり、池上はちょうどその中間地点に位置しているので、飯包を旅客に売り始めました。安くておいしいことから、だんだん池上は主な台湾鉄道弁当の一つとなりました。

 池上の弁当がおいしいのは、台湾米のコンテストで何度も優勝を獲た優質の米を使っているからなのです。「多力米故事館」は、元は池上の精米工場で、池上のおいしい米をもっと多くの人達に知ってもらうために、この「多力米故事館」を作りました。中には50年以上も米に関する歴史文化がたくさん展示されており、2階建ての高さがある旧式精米機はお店の宝となっています。古い精米機のため現在の精米技術には追い付けませんが、運が良ければ旧式精米機が優勝米を精米している面白い場面を見ることができ、さらにこの価値の高い池上優勝米は買って帰ることも出来ます。

大坡池竹いかだ体験
萬安社区の控窯
米苔目作り体験

 稻米原鄉館では農家での生活体験ができます。客家の農民の弁当を改良して作られた「客家碗公餐」(1碗200元)は、おいしい池上白飯に豚肉・野菜・卵とご当地ならではの客家デザートがたっぷりと入っている、伝統的な客家農民の弁当です。さらに、米を原料とした「米珍珠奶茶(米タピオカミルクティー)」(1杯70元)は、食感が独特で、池上でしか楽しめない美食なんですよ! この他にも、「稻米原鄉館」は、元々は池上郷で最も主要な米蔵でしたが、現在ではおいしい食事や、旅行のインフォメーションセンターとしても利用され、食事・宿・旅行などの案内もここに揃えられています。

 大坡池では毎年夏になると竹いかだに乗る体験イベント(往復約40分間。詳しくは池上郷公所にお尋ねください)が開催されます。昔、アミ族原住民が大坡池でエビ漁・蓮採りに使用していた竹いかだが、今では池上で最もおもしろい親子遊びになりました。竹いかだに乗って池上の自然の美を存分に楽しめます。

 駅から数キロ離れたところにある萬安区内にも、台湾の田舎風情が溢れる民宿「莊稼熟了」があり、1泊たったの1600元から。そして、控窯(畑の砂に食材を埋めて蒸したもの)や米苔目(米をすってねっとりとさせたものを網の目から押し出した麺)作りの農村イベントにも参加でき、さらに自転車に乗ってゆっくりとサイクリングすることも出来ます。

 この夏は、ぜひ池上で小旅行をしてみませんか。
(記者:Ellin)

【台東池上小旅行】
住所:台東縣池上鄕
交通:台東池上駅から1周徒歩約半日
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