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2010年5月10日

大渓シリーズ4 大渓といえば豆干 黄日香豆干本店


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お店の看板

お店の看板

白い豆干

白い豆干

乾燥中の黒い豆干

乾燥中の黒い豆干

店頭で買える自家製豆製品

店頭で買える自家製豆製品

 大渓老街には豆干のお店が立ち並んでいますが、最初に訪れるのならやはり80年以上の歴史を持つ老舗の黄日香でしょう。

バロック式の佇まい
お店の様子

 戦後、創業者の黄さん一家は生計を立てるため、奥さんが近所で豆腐の作り方を教えてもらって売っていましたが、面白半分で豆干の作り方を研究し、1924年に豆干を売り始めました。最初は半日しか持たず味もない白い豆干だったのです。当時は林業と鉱業が繁盛していて、職人はご飯が進むおかずとして豆干を買っていたので、これを塩漬けして保存期間を長くしました。黄氏一家はさらに長持ちできるように保存方法を考え、とろりとしたサトウキビで煮込むことで、染色するとともに防腐効果にもなることを発見。この煮込み技術を追求し、2~3回煮込んで自然乾燥させれば、長持ちする黒い豆干を開発しました。1930年代には、この黒い豆干を看板メニューとして発売し、近所には大豆を煮込むにおいが一日中続いていたため、黄氏の豆干に黃日香豆乾と名づけました。

 その後、大渓の黒い豆干は大渓の人が上京するときや帰省から戻るときの最適なお土産になり、台湾全土で有名になりました。今では地方の人が大渓にくると、黄日香の黒い豆干(香香干120元)を指定して買っています。

人気のおつまみ豆干
豆干を煮込み中

 黃日香豆乾は、今は四代目が経営。看板メニューの黒い豆干のほか、おつまみとしていろんな味付けの豆干しを開発し、沙茶風、滷味風、カツオ風(どれも小30元、大100元)などが人気を呼んでいます。また店頭には屋台もあり、あつあつで新鮮な豆製品をその場で食べることもできます。盛り合わせ(80元)は五香豆干、素鶏、素肚(いずれももどき料理)、百頁豆腐、豆干の皮などがあり、醤油味がしっかりしみていて、いくらでも食べられます。これらは切るときは機械を使用するので衛生面も安心です。店外に座り食べながら老街の人々を眺めるのも、いい思い出になるかも知れませんよ。
(記者:Akira)

【黄日香豆干本店】
住所:桃園縣大溪鎮和平路56號
電話:(03)3882055
営業時間:07:00~22:00
定休日:なし
交通:台湾鉄道桃園駅か中壢駅から桃園客運バス乗車し大溪で下車
URL:http://hjt1226.myweb.hinet.net/
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