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2009年12月17日

北埔シリーズ7 水井茶堂


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お店の入り口

お店の入り口

街角生活茶博館中庭

街角生活茶博館中庭

お店の庭

お店の庭

膨風玫瑰花茶と膨風茶梅

膨風玫瑰花茶と膨風茶梅

 シリーズでご紹介している北埔は、新竹からバスを乗り継いで約30分。客家人が多く住む台湾の田舎町で、いろいろな伝統が色濃く残っているエリアです。今回は北埔慈天宮の近くの小さな路地に佇む喫茶室「水井・水堂」をご紹介します。

街角生活茶博館 このお店は1930年頃に建てられた家を改装したもので、お店そのものが日本の昭和初期の香り漂うノスタルジックな建物です。お茶をいただきながらぼんやりしていると、ふと田舎のおばあちゃんの家にワープしている、そんな錯覚を覚えるかも知れません。ところでこのお店は「街角生活茶博館」を併設しています。こちらは予約すれば参観できますが、日本人客であればオーナーがいれば内部を見せてくれます。見どころは中庭に面した住居で、上智大学に留学した先代の居室やコレクションがさりげなく展示されていて、その雰囲気は昭和初期の日本そのものです。オーナーの話では、交通の便が悪いにもかかわらず、このお店を訪れる日本人の個人旅行者は少なくないそうです。ここを訪れたらぜひこの茶博館も参観してみてください。

膨風咖啡
客家桔子茶
客家麻糬

 さて喫茶室のメニューですが、新竹県は東方美人茶の産地として有名で、メニューにも東方美人茶を使ったアレンジメニューが並んでいます。膨風咖啡(150元)は東方美人茶+コーヒーという変わり種で、ミルクを入れるとお茶の風味が消えるのでブラックでいただきます。膨風玫瑰花茶(150元)はバラの花入りの東方美人茶で、ローズティの香りとほんのりとした甘みがあります。膨風茶梅(50元)は東方美人茶で漬けた茶梅で、一般の茶梅と比べるとお茶の渋みをやや強く感じます。その他、客家桔子茶(150元)はキンカンに宜蘭産のナツメの砂糖漬けを加え、麦芽糖や氷砂糖で味をつけたもの、客家麻糬(50元)はおもちにピーナッツの粉と砂糖をかけた手作りデザートです。ちなみに「膨風」とあれば東方美人茶を使っているということです。

 またこのお店では擂茶体験(300元)もできるだけでなく、簡単な食事メニューもありますので北埔散策のときはぜひ立ち寄ってみてください。
(記者:Ryn)

【水井茶堂】
住所:新竹県北埔郷中正路1號
電話:03-580-5122
営業時間:10:00-18:00
定休日:無
交通:北埔バス停から徒歩約5分
Web:http://www.peipu.com.tw/
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