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2009年8月21日

ミルク豆腐脳 顔芸徳興


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お店外観

お店外観

店内の様子

店内の様子

顏香鮮奶豆腐腦

顏香鮮奶豆腐腦

顏松濤さんの油絵

顏松濤さんの油絵

 豆腐の町、深坑老街に行ったときは、豆腐や臭豆腐はもちろんですが、2004年9月に発売の深坑豆腐アイスクリームという新しい名物を食べてみてください。顔芸徳興では正真正銘の深坑豆腐アイスクリームを食べることができますよ。(深坑豆腐アイスクリームは豆腐アイスクリームとは別です)

 この顔芸徳興というお店は深坑老街の徳興洋楼にあります。80年以上の歴史があって棟が一列に繋がったバロック式の家屋です。「信紀」と書かれたベランダから、花模様のタイル、柱までバロック式の面影が見られます。中国伝統の赤レンガ、木造の扉、昔の鉄の窓といった組み合わせはミスマッチなんですが、なんだか懐かしい雰囲気がします。1997年には、画家の顏松濤さんがここを借り、自分が深坑を描いた油絵作品の展示場に変えました。その後、この場所に簪纓郷野文化舎を設立し、絵だけでなくいくつかのお店と連携して小さいイベントを行うなど、深坑の文化保存に力を入れてきました。

 お店の窓にはかわいいハートのロゴマークが掛けられ、お店の前の軒下には木のベンチが二つ。アイスを食べながら往来する人々を眺めるには絶好の場所です。店内に入るとショーケース冷蔵庫の中にシンプルな四角形のアイスが整然と並べられています。オーナーの息子さんのただいまのおすすめは、新製品の「顔香ミルク豆腐脳(35元)」です。脳?・・・実はこれは豆腐プリンです。豚の脳を食べるととても柔らかいプリンのような食感、というところから発想されたネーミングだそうですよ。ここに来たら是非試してみてくださいね。

マンガ 深坑煙燻豆腐傳奇 お店の奥には今でも顏松濤さんの油絵が展示されています。こちらの油絵は深坑老街と家屋を細かく忠実に描いていて、まるで町並みをそのまま縮小したようです。顏さんは漫画家でもあり、百冊以上の歴史連続マンガを出版したこともあります。70歳の顏さんは今でもマンガを描き続けいて、2007年に『深坑燻り豆腐物語』を出版し、台湾国立編訳館から優良マンガ傑作に選ばれました。顔芸徳興は深坑の文化を保存するために活躍している親子のお店なんですよ。
(記者:Akira)

【顔芸徳興】
住所:台北縣(現新北市)深坑郷深坑街48號
電話番号:02-2664-4525
営業時間:平日10:00-20:00 土日 10:00-21:00
定休日:平日不定休
交通:MRT動物園駅から車で約15分
Web:http://www.yen222.com/