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2009年6月30日

劇的ビフォー&アフター 二条通1號・綠島小夜曲


お店の外観

お店の外観

元玄関だったところ

元玄関だったところ

店内の様子

店内の様子

ヒノキとスギの屋根の骨組み

ヒノキとスギの屋根の骨組み

 中山北路は日本人にとっても台湾人にとっても、なんだかエレガントで懐かしい雰囲気の通りだと思いませんか。実はこれには理由があるんです。中山北路は大正時代には、高級住宅地だったそう。今もその名残を感じることができるんです。今回は昔の大正町二条通1號にあった一軒の日本屋敷、そしてそれを改造したカフェ「二条通1號・綠島小夜曲(The island coffee)」をご紹介しましょう。

ベランダ
イチゴワッフル
カフェラテ
フルーツティ
改造プランを説明するオーナー

 「二条通1號・綠島小夜曲」は大正14年に佐々木八二郎というカメラマンが建築した住宅だそうです。戦後は台湾政府の警務所として接収され、長い間官僚の宿舎として使用されました。そして今から数年前、取り壊される寸前のこの家を現在のオーナーで建築家でもある金重さんが購入し、事務所兼カフェに改造しました。

 80年以上もの歴史がある木造日本家屋なので、リフォームするには数年間かけて構想を練ったそうです。もともと金重さんは政府から台湾各地の古跡の復元を委任されたことがあり、その経験を生かして木材にせよペンキにせよ古跡専用の素材ばかりを使ったそうです。そして2009年3月にやっと正式オープンにこぎつけました。

 扉を開けるとコーヒーの香りが漂ってきて落着いた雰囲気。1階は40人くらい収容可能なカフェで、離れのようなところにはVIPルームもあります。壁には白黒写真が飾られています。2階は事務所。今回は特別に見学させてもらいました。昔ながらの階段を上ると、古い日本家屋の屋根の構造がちゃんと見えます。金重さんの話では、ヒノキやスギの屋根の骨組みは日本伝統の工法によって作られ、保存状態は完全だったそうです。また窓枠やベランダなども昔のままで、懐かしい感じがいっぱいです。

 オーナーは最初はお店を出すつもりはなかったのですが、多くの友だちにこの古跡をもっと人に知ってもらうべきだと薦められ、イタリアンカフェにしようと決めたそう。メニューは軽食やコーヒーが中心。イチゴワッフル(草莓鬆餅160元)は手作りワッフルにイチゴアイスと大きめなイチゴ付きで、練乳やイチゴソースが絵のようです。飲み物もカフェラテ(拿鐵咖啡140元)やフルーツティ(水果茶160元)などいろいろあります。ラテアートの白鳥はとても幻想的です。フルーツティはリンゴ、オレンジにライムを加え、甘過ぎず酸っぱ過ぎず大人の味がしますよ。

【The island coffee 二条通1號・綠島小夜曲】
住所:台北市中山北路一段33巷1號
TEL:02-2531-4595
営業時間:月曜~金曜09:30~18:00、土日11:00~20:00
URL:http://www.theisland.tw/