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2009年2月13日

2009平溪国際天燈節


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
一斉に飛び立つ天燈

一斉に飛び立つ天燈

天燈の中味公開

天燈の中味公開

願いをこめて・・・

願いをこめて・・・

ランタン無料配布所

ランタン無料配布所

 ランタンフェスティバルに並ぶ旧正月のイベントといえば、平溪天燈節があります。今では年中あげられるようになった天燈ですが、数百個を同時に空に放つこのイベントはやはり格別です。

 三国志の時代に諸葛良孔明が発明したと言われ、長らく連絡手段として使われてきた天燈ですが、現在ではローカル線が走る台北郊外の田舎町、平溪の名物として知られ、好きな時にあげることができるようになりました。しかし、一晩で数千個が放たれる旧正月シーズンはやはり特別。今年も1月31日~2月9日の平溪国際天燈節において1月31日、2月7日、8日に大型放天燈イベントが開催され、この3日間で約5,000個のランタンが空に舞い上がったのでした。

 天燈の正体は直径1mほどの厚手の紙袋の口に竹ひごを通し、中央に油をたっぷりしみこませた紙銭を据え付けたもの。紙銭とは厚紙に金色や赤で絵や文字を印刷したもので、寺廟でのお参りや中元の拝拝の際などにお供えとして使われます。会場では15分に1度の割合で開催される放天イベントにつき200個ほどの天燈が無料で配られ、まずは大きく願い事を書きます。一般的には「家内安全」「世界平和」といったフレーズが多いのですが、中には「売上倍増」「予算達成」など煩悩(?)たっぷりの天燈も。そして書き終えた天燈から紙銭に火がつけられ、加熱された空気が充分にたまるまで袋の下を足で押さえつけるよう言われるのですが、これがかなり熱く、むんむん伝わってくる熱気に思わず足を離しそうに。しかし浮力が不十分だと途中で天燈が墜落し、願いもかなわなくなってしまうそうなので、ここはぐっと我慢です。

 そしてイベントステージ上からの「3、2、1!」の掛け声とともに足をはずすと、天燈はふわりと地上を離れ、天を目指してぐんぐん飛んで行きます。数百個のランタンが一斉に飛び立つ様子はとても幻想的で、自分の心も天に舞い上がって行くようでしたよ。アクセスは少々不便ですが、ロマンチックな気分になれるこのイベント。新春の記念に、ぜひ足を運ぶことをお勧めします。

【2009平溪国際天燈節】
開催期間:2009年1月31日~2月9日(終了しました)
会場:台北県(現新北市)平溪郷 平溪国小ほか
交通:MRT木柵駅より無料シャトルバス運行
HP: http://www.2009lightup.world.hbpr.com.tw/