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2008年11月7日

花蓮で日本気分 伊万里民宿


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
広々とした客室
自慢の和食
前田オーナーと焼きたてパン

 台湾を代表する観光地、花蓮市内に日本人オーナーの民宿がオープン。本格日本料理に、オーナーの手作りケーキ。囲炉裏に浴衣の着付けなど、日本気分が味わえると人気急上昇中です。

 花蓮と言えばタロコ渓谷の入り口として有名な観光都市。最近ではホエールウォッチングや、ラフティングなどのアクティビティも楽しめるようになり、訪問客の数も増えるばかり。民宿(ペンション)だけでも2,000軒近くあるそうですよ。そんな民宿激戦区で、2008年5月のオープンと同時に予約が殺到、マスコミ取材も目白押しという宿が今回ご紹介する「伊万里民宿」です。

 「伊万里民宿」のオーナーは、佐賀県伊万里市出身の前田健雄さんと台湾人の奥様、王珠恵さん。前田さんは駐在員として20年近くを台湾で過ごし、退職後の第二の人生のステージとして花蓮を選びました。そして民宿を経営するに当たり、地元の新鮮な魚を使った料理やくつろぎの空間を提供しようと決意。花蓮観光のついでではなく、滞在そのものを目的にしてもらえる宿にしようと試行錯誤したそうです。

モダンな外観 台湾の民宿はシンプルな部屋に素泊まりが基本で、料金も1泊1,000元以下が一般的。そんな中で、建物は設計師を日本で勉強させたというだけあり、コンクリートに木を効果的に組み合わせたモダンスタイル。客室はダブルベットのあるフローリングに、畳の和室と思わず転がりたくなる広さ。TVは最新の壁掛け薄型スタイルで、お風呂は洗い場のある日本式。トイレにはうれしいウォシュレットも完備。1階のロビーには日本直輸入の囲炉裏が鎮座、別棟のレストラン(レストランは現在閉店)ではシェフが日本料理に腕をふるい、BOSEのオーディオからはクラシック‥という高級路線にはたしてお客さんが入るのかと首をひねる人もいたそうですが、いざ、ふたを空けてみると千客万来。2食つきで2,500元/人はリーズナブルだと、オープン数カ月で、予約がなかなかとれない人気民宿に急成長しました。

日本直輸入の囲炉裏 人気の食事は、夜は花蓮港であがった魚がメインの和食、朝は前田さん手作りパンと奥様による洋風ブレックファースト。夕食後にはひきたてコーヒーと、またまた前田さん手作りのケーキもいただけます。日本男性=企業戦士のイメージが強い台湾では、おいしいパンやケーキが前田さん作であることを、なかなか信じてくれないお客さんもいるとか。夏には日本気分を味わってもらおうと、お客様に浴衣の着付けをしてあげたところ非常に好評で、冬は囲炉裏を囲んでの宴会も考えているそう。お客様の楽しみが自分たちの楽しみであるというオーナー夫妻のホスピタリティが、随所から感じられる空間でした。日本からのお客さんはもちろん、台湾滞在の日本人も、お風呂と畳のお部屋でほっと一息つける宿ですよ。

【伊万里民宿】
住所:花蓮市忠義一路27號之4
電話番号:03-823-6600/0932-893-177
Fax:038-230-055(予約はFax推奨)
E-mail:pension_imari@yahoo.com.tw
HP: http://www.imari.com.tw/
交通:花蓮駅より車で約15分
宿泊費用:2,500元/人(二食付き、1日5組限定)
営業:毎週金、土、日(平日の宿泊は人数により応相談)