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2008年7月9日

九分で山登り 基隆山


九分の遠景
基隆山
登山中の風景
山頂

 レトロな町並みが楽しめる観光地として有名な九分。その九分の町から海を眺めると、右手側にこんもりとした山が。登山道が山頂まで続いているようで人が登っているのが見えます。登ると九分が一望できるすばらしい景色なのでは。そんな単純な考えで登ってきました。

登山口 登山道の入り口はコンビニやバス停、展望台があるメインのアーケード街から少し登ったところ。渋滞している車をすり抜け、海に面した露店のカフェや「バイクを止めるならここだ」と熱心に客引きをしているおじさんを観察しつつ歩くこと約10分で到着。登山口にある重厚な石碑には「鶏籠山登山歩道」と刻まれていました。基隆山ではないの?と疑問を浮かべつつも他にそれらしい道はないので、そのまま進んでいきます。

 石畳の整備された道が続きます。ゴミもなく歩きやすくこまめに整備されている印象。周りは木が一切生えてなく30〜40cmぐらいのススキに覆われています。どこか九州の九重のような雰囲気です。風が強いから木が生長しないのかな?と、そんなことを思いつつ振り返ると九分の全貌が明らかになってきました。車もそうない時代によくこんな場所に町を作ったものです。ヘアピンカーブだらけのうねうねとした道。ぎっしりと並ぶ民家。金鉱というのはやはり魅力的ですね。

山頂から基隆方面
山頂から台北方面
山頂から東方面
 登り始めて約40分ほどで山頂に到着。蒸し暑い台北市内とは違い、海からのさわやかな風が吹き抜けます。山頂からは360度のパノラマが広がり太平洋、基隆市、九分、果ては台北市まで見渡せました。何か飛び抜けて高い建物があるなと思えば台北101でした。ここからも見えるのか。

 帰って調べてみると現在の正式な名前は基隆山と言い昔は鶏籠山と呼ばれたそうです。山の形が鳥かごに似ていたから付いた名とか。標高は588mで基隆火山群に含まれる死火山とのこと。美しい形に納得です。

 この基隆山へ登る際、着替えと飲料水は必須です。また、途中に休憩所はいくつかあるのですがトイレはありません。木陰もないので日差しが弱い朝の早い時間か夕方に登ることをお勧めしますよ。往復で約1時間半ほどでした。

※台湾では九分の"分"には「にんべん(イ)」がつきます。
※九分へのアクセス方法は台北遊透隊「暮らすように旅したい 1泊2日、ゆるゆる九分のススメ」をご覧ください。