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2008年6月24日

カメラに向かって微笑んで


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
エレベータの中の「撮影中」表示拡大建物内の「撮影中」表示拡大「撮影中」ステッカー

 「録影中、請微笑」とは、「撮影中です。どうぞ微笑んでください。」の意。台湾では、訪問先のビルの入り口で、あるいはエレベータの中で、こんなお願いをされる機会にしばしば遭遇します。撮影中って、これはドキュメンタリー取材でもやっているのでしょうか。台湾って、ドキュメンタリー制作が盛んなの? いやいや、そうではなくて、これは、いわゆる監視カメラが設置されていますというサインなのです。

エレベータの中の「撮影中」表示 監視カメラは、名前の通り、防犯などを目的に通行者を監視し、記録するために置かれるものです。日本では、「監視カメラ稼動中」といった表示はよく見かけますが、そのあとに続けて「どうぞ微笑んでください。」なんていう言葉は、まず見たことがありません。

 「監視カメラ稼動中」という言葉は、なんだか反射的に人に緊張感を覚えさせたりもしますよね。ここ、台湾では、「どうぞ微笑んでください。」と添えることで、ふと心和ませてくれます。なんと気の利いたユーモアでしょう!初めて目にしたときは、本当に、ウフッと思わず笑みがこぼれてしまいそうになりました。

 この「録影中、請微笑」という表示、仕事柄、写真撮影に出ることも多い私も、ぜひ使ってみたいと思い立ち、雑貨店のステッカー売り場へ向かうと、確かにありました! 10元〜50元程度で手に入ります。早速、カメラバッグに貼り付けて仕事に出掛けようかと同僚に話してみたら、「やめなさい、恥ずかしい。」と止められました。残念。仕方ない…、日本に帰国するときのお土産にする予定です。 建物内の「撮影中」表示