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2008年4月30日

青い海の白い珊瑚の島 澎澎灘


澎澎灘遠景
澎澎灘
珊瑚の海岸

砂浜だけの澎澎灘 離島である澎湖本島から船で東北に進むと、深い青色の海原に突然出現する白い島「澎澎灘」。たくさんの島々から構成される澎湖の中でもまさに異色で、潮流の影響で珊瑚や貝殻、そのかけらや砂などが堆積して出来上がった島なのです。

 季節によって潮流が変わるため、大きさや形がその時々によって様々に変化するのも特徴的なのですが、山があるどころか、木や草花さえ生えていないまさに砂浜だけの島です。しかし、実際に降り立ってみると、足の裏に伝わってくる感触が通常の砂浜とは明らかに違うのがわかります。澎澎灘の構成要素遠くから見て白い砂だと思っていたのは、実は多量の珊瑚で、また、その周囲の砂粒だと思っていたものもよく見ると、珊瑚や貝殻が砕けた破片がほとんどなのです。歩き難いのはもちろんですが、既に死骸であるとはいえ足の下全部が珊瑚ですから、貴重な自然現象が壊れてしまうのではないかという心配さえしてしまうほどです。

 元々潮流によって集められた珊瑚などで浅瀬になっていたところへ、1987年の台風が一気に島として形作ったそうで、今では澎湖観光に欠かせない人気スポットとなっています。夏場にはもちろんマリンスポーツも楽しめ、周辺海域ではウィンドサーフィンの大会なども開催されているそうですよ。

澎澎灘 ただ、すぐそばにある鳥嶼(鳥島)と共にアジサシの繁殖地となっているため、毎年4月から9月までは鳥類保護区に指定されますので、釣りなどを楽しもうとしている方は要注意です。また、貝殻を拾うことは大丈夫ですが、珊瑚を拾うことは禁止されていますので、こちらもご注意ください。

 夏場にマリンスポーツ目的で訪れるのでない限り、長時間滞在することはない場所ではありますが、一見の、いや一踏の価値あるスポットです。