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2008年4月24日

地下洞窟のウミガメ 竹湾大義宮


竹湾大義宮狛犬竹湾大義宮内部の装飾

 台湾本島の西側、台湾海峡に浮かぶ島々からなる「澎湖」。夏になると海水浴などマリンレジャーで大賑わいになる離島群ですが、その中の西嶼(西島)に、1862年に開かれた竹湾大義宮があります。

 地元の信仰の中心でありながら、澎湖の有力観光スポットのひとつにもなっている竹湾大義宮は、三国志でお馴染みの関聖帝君(関羽)が祀られており、威風堂々たる大きな建物に目が奪われます。また、建物内部も非常に細かな装飾が随所に施されており、約150年の歴史を感じさせてくれる荘厳な雰囲気です。が、入口では妙に愛嬌のあるかわいい狛犬(唐獅子?)が出迎えてくれるのが、台湾らしいところ。

地下洞窟 竹湾大義宮が観光スポットとして人気なのは、実はこの建物本体が目当てではありません。その下に設けられている地下洞窟が見逃せないポイントなのです。

 広さ的にはそれほど大きくない洞窟ですが、壁から天井から、床を除くほぼ全ての面が珊瑚で埋め尽くされているのです。もちろん台湾でも、現在珊瑚の採取は禁じられていますので、これほど多量の珊瑚を一度に見られる場所はそれほどありません。国宝級とさえ言われているようです。

 ただ、その多くの珊瑚にペイントがされ、海底なのか黄泉の国なのかという妖しげなイメージは何とも形容のし難い雰囲気。小さな子供だと泣き出してしまいかねないところです。

許願池 さらに、この地下洞窟の中には、誤って漁師が捕獲したため同宮に寄贈されたというアオウミガメが住んでいる許願池という池があります。その名の通り願いを叶えてくれる池ですので、コインを投げ入れてお願い事をするのですが、この時、決して亀にコインを当てないようにしなければなりません。

ウミガメ 日光に当たっていない亀の甲羅は柔らかいため、当たると傷が付きやすいということもありますが、もしコインが亀の甲羅に当たると、台湾語では「槓亀(ゴングー)」と言い、「はずれ」という意味になってしまうのだとか。

【竹湾大義宮】
住所:澎湖縣西嶼郷竹灣村75號