


客家料理といえば、「塩辛い、酸っぱい、脂っこい」で知られていますが、これは労働で消耗したエネルギーや汗で流れた塩分を補い、ご飯がたくさん食べられるように、という事が目的だったそうです。そんな昔の知恵が詰まった伝統的な味が楽しめるお店が今回ご紹介する川唐です。
台湾には大きく分けて北部と南部に客家民族がいますが、気候や食材の違いによって、お料理自体も多少異なります。このお店のオーナー夫妻は旦那さんがシェフ、奥さんが台湾南部屏東の客家出身ということで、南部の伝統的な客家料理を中心としたお料理がいただけます。
さて、さっそくオーナー夫婦オススメのお料理をいただいてみましょう。客家小炒(小200元、大300元)は豚バラ肉、スルメイカ、セロリ等を炒め合わせた物で、客家料理のもっともポピュラーな1品。美濃客家[米反]條(小90元、中150元、大200元)は平べったいお米でできた麺をニラやもやし、少量の豚肉で炒めてあります。見た目はきしめんのようですが、モチモチとした食感が特徴です。招牌伝統燉豚脚(小280元、大520元)は水を一滴も使わず、豚足と米酒、お醤油、ニンニクを一緒に3時間煮込んだお料理。しっかりとした味ですが、しつこくなく、ほのかな甘みがあります。美濃冬瓜封(150元)は身の厚い冬瓜だけを厳選して煮込み、1日置いて味をしみ込ませる手間のかかった1品です。デザートの炸圓[米反]仔(5個60元)は中に胡麻餡が入ったお餅のような食感でした。
平日の11時30分から14時まではランチメニュー(160元〜)もあり、こちらは18種類の中からメインのお料理を1品選び、小皿料理2品とスープ、ご飯、デザートがついてきます。そしてこちらでいただけるお茶は蓮の花を乾燥させて作ったお茶で、カフェインを含んでいないのでお子様や妊婦の方でも安心ですよ。またうれしい事にこちらではコーヒーは無料でサービスしてくれるので、食後の一杯が欲しい方は一声掛けてくださいね。
まだまだ日本の方には馴染みの薄い客家民族。食から客家の文化に触れてみるのはいかがですか?
【川唐】
住所:台北市敦化北路155巷111號1階
電話番号:02-2719-6809
営業時間:11:30〜14:00 17:30〜21:00
定休日:第2、第4火曜日
交通:MRT南京東路駅から徒歩約25分