


日本では滅多にお目にかかれない台湾伝統のデザート。老舗デザート店「阿猜[女麼]」では、白きくらげや蓮の実、紅棗などが入った体に優しい甘味が堪能できます。
阿猜[女麼]があるのは、台北下町の夜市、華西街観光夜市の端。蛇やスッポンが食堂店頭に並び、独特な雰囲気をかもし出している夜市内を歩いて行くと到着です。これまでも古早味氷飲店や苦茶之家など、中華デザートのお店を紹介してきましたが、阿猜[女麼]は1965年からスタートした現在2代目がきりもりする伝統デザートの老舗。年配の常連客も少なくありません。
店内では、ご主人はスープ系デザート、奥さんは中華団子デザート「湯圓(50〜75元)」とそれぞれの担当に分かれて作業。行列こそできないものの客足は途絶えることなく、人気の程がうかがえます。
人気のメニューは、どうも花生湯加油條(55元)のよう。年に1度しか収穫できないという台湾東部宜蘭のピーナツを8時間煮込んだスープに、中華揚げパン「油條」を入れていただくデザートです。口の中でとろけるような食感のピーナツと、油條のカリカリ加減が絶妙。油條はオーナーが食べやすいサイズに切ってくれるのですが、中には片手に油條を持ち、スープに浸しながら食べている人もいました。
他のメニューも全て台湾産の食材を採用して作ったもの。米羔桂圓粥(35元/冬限定)は中部のもち米を龍眼と煮込んだとろとろスープ。紅豆湯(30元)は南部屏東産の小豆を取り寄せて作った小豆スープ。どれも厳選された食材を使用したこだわりの一品です。見た目もきれいでヘルシーなのが、白木耳蓮子湯(35元)。呼吸器官にいいという白きくらげと蓮の実に、紅棗を加えたほんのり甘いスープです。
冬のメニューは温かいスープ系がメインとなりますが、夏には緑豆の冷たいデザートも登場するそう。華西街観光夜市へ行かれた際には、こちらでデザート休憩してみてはいかがでしょう。
※羔にはこめへんがつきます。
【阿猜[女麼]】
住所:台北市華西街3〜5号(貴陽街近く)
電話番号:(02)2361-8697/(02)2311-8262
営業時間:15:30〜23:30
定休日:木曜日
交通:MRT龍山寺駅から徒歩約10分