


台湾のローカル線として人気の平渓線を、今年の4〜6月(2008年4/18、5/16、6/20)、日本の鉄道ファンを対象にSL(蒸気機関車)が走ります。そのPRにと昨年末、日本のメディアや鉄道ファンに向けて試乗会が開催されました。
平渓線を走るSLは、既に台湾の鉄道ファンの間では有名なCK124。1936年に日本汽車株式会社の製造したC12型を輸入し、戦後CK120型に改造されました。中南部の集集線や台北と淡水を結ぶ淡水線など、台湾の地を勇ましく走り続けていましたが、電化に伴って1979年に引退。その後、復活を望むファンの声に応えて2001年に復元し、その後はイベントなどで走行を重ねてきました。
今回のイベントは、平渓線の持つ台湾ローカルらしいのんびりとした空気と、懐かしいSLの雄姿を、たくさんの日本の鉄道ファンに楽しんでもらおうと、台湾観光年に合わせて観光局により企画されました。それも、単にSLを走らせるだけではなく、平渓線やSLの詳細を掲載した素敵な小冊子を作成したり、
オリジナルのチケットやスタンプ、バッジなども合わせて制作したりと、歓迎ムード満点の演出になっていました。もちろん、4〜6月の走行でも同様だそうです。
平渓線沿線にはのどかな景色が広がっているだけでなく、台湾のナイアガラと言われる十分瀑布やトロッコ列車に乗れる台灣煤礦博物館といった観光スポットもありますので、台北から気軽に行ける日帰りの旅としてもお勧めです。
4〜6月の走行に合わせて日本からのツアーも多数用意されているようですので、この機会にぜひ台湾ローカル線の楽しさと、懐かしいSLの汽笛を楽しんでみてくださいね。なお、近いうちに観光局では専用ホームページで情報を提供する予定とのことですので、乗車方法などはこちらのページにてゲットしてくださいね(公開されましたら旅々台北でもご紹介しますね)。
ちなみに、試乗会当日、列車内でたくさんの日本人メディアの方々に、流暢な日本語で沿線の案内をしてくれていた黄色いベスト姿の葉さん。いつもは瑞芳駅を訪れるたくさんの日本人観光客のために、交代制で日本語ボランティアをされているとのこと。もしかしたら当ページをご覧の方の中にも、既にお世話になったことのある方も大勢いらっしゃるかもしれませんね。