旅々台北.com台北日和

このページを閉じます
2008年3月5日

甘い香りに包まれて 2008バラフェスタ


2008バラフェスタ入口ゲート士林官邸バラ園白いバラバラを楽しむ親子

 日本では一般的にバラの開花は5月頃からですが、既に台湾ではその美しい姿を思う存分楽しむことが出来ます。故宋美齢女史(蒋介石元総統夫人)が愛したという士林官邸のバラ園では、3月2日まで2008バラフェスタが開催されました。

士林官邸バラ園(ヨーロッパ風庭園) 初代総統・蒋介石の邸宅として整備された士林官邸は広大な敷地を持ち、一般開放された現在は緑と花の楽園として市民に愛されています。中でも故宋美齢女史(蒋介石元総統夫人)が最も愛したというバラ園(3,315平方メートル+ヨーロッパ風バラ庭園905平方メートル)には約200品種4,000株のバラが植えられており、2月中旬頃から色とりどりに咲き誇る様を楽しむことが出来ます。

 取材に訪れた2月28日(和平紀念日)は天候に恵まれた祝日ということもあり、それまでの寒く雨ばかりの日々の反動からか、園内はまさに花見状態ともいえる人出。しかしそれは人だけではなく、バラの花とて同じこと。温かな日差しを全身に浴び、待っていましたと言わんばかりに咲き誇る様は、見ている者の気持ちをもやさしくしてくれます。

 訪れている人たちは、園内をのんびりと散策したり、花に顔を寄せて香りのかぎ比べたり、バラを背景に記念撮影したり、ベンチに座ってバラの香りに包まれながら日向ぼっこしたり‥‥と、思い思いの楽しみ方を満喫しているようでした。ただ、日本のこういうイベントと比較すると、若い人が多かったのはちょっと意外でした。

ピンクのバラ 残念ながら専門的なことまではわかりませんが、品種ごとに中国語名と英語名?が表記された名札が付けられていますので、実際の花の色形と、名前を見比べているだけでもなかなか楽しめました。例:白露斯塔(Sneprincesse)、冰火(Ice’n’Fire)、緑色行星(Green Planet)、吸引力(Knock Out)、巴龍洛茶(Baronne E de Rothschield)

 ちなみに、園内のカフェではバラのハーブティーやバラのチーズケーキ、バラクッキーなども提供されていました。

 バラフェスタ自体は終了しましたが、まだ当分の間は咲き誇るバラの花々を楽しめそうですので、これから台北を訪れる方は、一足早い春の(日本でのバラの花は初夏のイメージかな?)息吹を満喫してみてくださいね。

【士林官邸】
住所:台北市福林路60號
参観時間:08:00〜17:00(祝祭日は08:00〜19:00)
休園日:なし
入場料:無料
交通:MRT士林駅出口2から徒歩約5分
※2008バラフェスタは200/03/02で終了しました。