

ご飯を食べる、あくびをする、居眠りをする、たたずむ・・・。飾らない自然な猫の一瞬をレンズに収め続ける写真ジャーナリストの呉毅平さん。台湾の野良猫たちをリアルに写したモノクロ写真は多くの人に認められ、2007年には「第3回TIVAC 365傳統攝影獎」でグランプリに輝きました。
現在、フリーのカメラマンとして、旅行誌や情報誌などで活躍している呉毅平さんは、オフの時間を利用し、ライフワークとして猫を撮り続けています。はじめは10年ほど前に、何気なく自宅の猫を被写体に撮影したことがきっかけ。この時、猫を撮ることに興味を持ったのだそうです。こうでありたい自分を演出し、レンズを見つめる人間に比べ、あくまで自然体である猫に魅力を感じたのだとか。
今ではフランスやポルトガルなど世界各地を訪れては猫を撮影しており、2005年には、沖縄の座間味村で撮影した猫たちの写真集「猫島・座間味―沖縄猫生活物語」(250元)も出版しています。ラストは猫の形をした雲が浮かぶ青空で締めくくられているこちらの写真集、様々な猫の表情が優しくつづられています。今後はブルネイで撮影した猫写真集を出版する予定だそうです。
「第3回TIVAC 365傳統攝影獎」でグランプリを獲得した写真は、全て台湾北部で撮影されたもの。先月末までは、コンテスト主催者である國際視覺藝術中心で作品が展示されていました。台湾の陽光にはモノクロが合うということで、全て白黒でまとめられた作品は、“カワイイ”ではなく、猫の生命や生活感溢れる写真ばかりでした。
呉毅平さんホームページ:http://www.wuyiping.com/
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