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2008年2月20日

台北から離れて 新竹 北埔老街


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
北埔老街北埔老街の慈天宮前金廣福

 レンガ造りの建物が多数残されている北埔老街は、ご当地グルメを楽しみながら古跡にも指定されている貴重な建築物が見られる一挙両得のスポット。ゆっくり散策するのにぴったりな街です。

 客家人が多く在住し、客家文化が楽しめる新竹エリア。これまでも内灣老街湖口老街など、新竹の老街をご紹介してきましたが、今回は北埔老街。内灣老街のにぎやかさと湖口老街のレトロな雰囲気を兼ね備えた歴史ある古い街並みが続くところです。
 商店やお食事どころが並び、人通りも多い北埔街のつきあたりにあるのが、県指定古跡でもある慈天宮。町の賑わいに負けない派手な建築で、1846年建立の歴史ある廟です。

天水堂慈天宮から歩いて5分ほどの場所にあるのが、清の時代に立てられた旧邸宅。当時、多くの客家人がこの地に移り住み街を作り上げたそうで、金廣福や天水堂には客家風の建築が随所に見られます。中には大正時代の影響を受けたバロック式建築の姜阿新宅もあり、華やかな雰囲気を今に残しています。金廣福、天水堂、姜阿新宅はいずれも古跡に指定されており、大事にされています。

干し柿 さて、グルメの国台湾へ来たからには何かおいしいものを満喫したいところ。老街には新竹名物の柿「石柿」の干し柿や、何種類もの木の実やお茶の葉をすりつぶして作る擂茶など様々なグルメが勢ぞろい。気に入ったものを購入し、歩きながら食べるのもいいですが、腰を下ろしてゆっくりお食事したい方もいるはず。

 慈天宮の手前にある北埔食堂は、伝統的な客家料理が楽しめるレストランです。レンガ敷きの床に木梁の天井、農具がさりげなく置かれていたりと昔の民家風の店内で、ショウガとブタの腸の炒め物(150元)や鹹菜とタケノコのスープ(80元)など、白いご飯にぴったりなメニューがそろっています。

 半日ぐらいかけてのんびり遊べる北埔老街は、週末になると近郊から多くの観光客が集まるスポットです。人ごみの中にいてもなぜか温かい気持ちになれるのは、郊外独特の穏やかな雰囲気とレトロな街並みのおかげでしょうか。機会がありましたら是非訪れていただきたい街です。

【北埔老街】
住所:新竹県北埔郷北埔街エリア
交通:台北から車で約1時間半