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2008年2月15日

宜蘭料理 呂桑食堂


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
三寶(右側3皿)と紅糟肉(左側)お店の外観お店の中の様子

 多くの飲食店がひしめき合う台北では、様々な地方の料理をいただく事ができます。そんな台北市内でもなかなかお目にかかる事の出来ない、宜蘭地方のお料理がいただけるお店が今回ご紹介する「呂桑食堂」です。

 大きな看板の下をくぐると、そこは懐かしい空気が漂う不思議な雰囲気。オーナー曰く、台湾の家庭をイメージしているそうです。そしてお料理は台湾料理と宜蘭料理が中心。宜蘭といえばネギといわれる程、台湾では宜蘭ネギが有名ですが、他にも多くのおいしいお料理があり、その中でも、この地方で「三寶(三宝)」と呼ばれている3つのお料理と紅糟肉がオススメだそう。「三寶」とは「[米羔]渣」「肝花」「棗餅」の事で、その昔貧しかった時代に、時間と手間とお金をかけて作られ、裕福な家庭でしか口にすることができなかった、とてもおいしい料理であったため、このように呼ばれているそうです。

[米羔]渣  「[米羔]渣(100元)」は水を加えず12時間煮込んだ鶏のスープを固めて揚げた物です。他のお料理はテイクアウト可能ですが、唯一「[米羔]渣」だけはテイクアウト不可。というのも、このお料理は揚げてから3分後には鶏のゼラチン質で固まってしまい、味が悪くなるからだそうです。確かに揚げたては、お箸で掴むのも難しい程にトロトロで、鶏の味が濃厚でした。

棗餅と紅糟肉 そして「肝花(100元)」は、宜蘭ネギ、玉葱、豚の肝、豚肉を湯葉で包んだ揚げ物。こちらは宜蘭ネギの甘さが際立った一品です。また「棗餅(100元)」は棗やオレンジ、金柑の入ったお餅のような蒸し物。ほのかな甘みと柑橘類のさわやかなお味で、食後のデザートによさそうです。「紅糟肉(140元)」に使われている紅糟は紅麹にお米を加えて発酵させた物で着色料を一切加えない自然の赤色だそうですよ。

 手間ひまを惜しまず、素材の味を生かしているのが特徴の宜蘭料理。短い滞在時間で「宜蘭へ訪れる時間がないわ!」という方は、まずは気軽に台北市内でお料理を堪能というのはいかがでしょうか?

【呂桑食堂】
住所:台北市永康街12-5号
電話番号:02-2351-3323
営業時間:11:30-14:00 17:00-21:00
定休日:旧正月
交通:MRT東門駅から徒歩6分