


「大晦日にご飯食べに行こうよ。」「えっ!?」というやりとりがあったのは1月中旬を過ぎたあたり。台湾に来てまだ2ヶ月の私としては(もう過ぎてるのに・・・。)と思ったのが正直なところ。もちろん旅々台北をご覧の方でしたらご存じでしょうが、台湾をはじめとする中華圏では旧暦でお正月をお祝いします。今年の大晦日は2月6日(水)、お正月は7日(木)になります。お恥ずかしい話、大晦日まであるとは知りませんでした。
この時期はあそこに行っておかないと、と勧められたのが年貨観光大街(歳末市)が開催されている迪化街。土日になるとあまりの人出で身動きがとれなくなるそう。それならばと平日の午後に行ってみたのですが、すでにお正月用の食材を買い込んでいる方々がいっぱいでカメラを構えるのも難しいほど。まず目についたのは大量のからすみ。これでもか、というような量が山積みになっています。お客さんが商品を選ぶ目も真剣そのもの。他には、あんぐり開いた歯まで飾ってあるフカヒレ、肉厚な干し椎茸などが山盛りになって並んでいます。
試食も盛んに行われており干し椎茸を煮たものは旨みが凝縮されておりとてもいい味。料理用食材の他にはお客さん歓迎用のお菓子もずらりと。原色そのままの色合いで派手なチョコレートやグミはちょっと衝撃的ですがナッツ、野菜チップスや干し柿など自然食まで豊富にあります。赤や黄色のハッピを着た店員さんの威勢の良い呼び込みが響き渡り、積極的に試食や試飲も勧めてくるのも特徴。
赤紙にめでたい文句が書かれた春聯がいたるところに貼られていました。この春聯、マンションの玄関に張ってあるのを見かけます。日本だとお正月のお飾りは期間が終わると片付けるのだけど台湾ではそのままなの?と聞いてみたところ、一年中幸せを呼び込むために張ってあるんだ、一年経つと張り替えるんだけどね、とのこと。年中幸せを呼び込んでくれるなんて素晴しい。私も購入して張っておこうかと思います。