


台湾の街を歩いているとよく目にするのがフルーツショップ。南方特有の彩り豊かな果物が多数揃っているのですが、今回はその中からいくつかをピックアップし、リキュール作りにチャレンジしてみました。
まずは市場を数往復して蓮霧(レンブ)、スターフルーツ、黒金網の3種類を購入しました。「蓮霧」はレモンほどの大きさで皮ごと食べられます。梨とリンゴの中間のようなシャリっとした食感で、瑞々しい果汁が広がり後を引かない爽やかな甘み。収穫時期は12月から9月ぐらいまでとまさに今が旬の果物です。
「スターフルーツ」は横断面が見事な星の形をしています。手にしただけで金木犀のような甘い香りが漂い、堅い皮の中には桃のような柔らかい果肉と見た目以上の果汁がたっぷり含まれています。わずかにある酸味が特徴。熟れ具合によってはちょっと青臭く思うかもしれません。

「黒金網」は「蓮霧」を長くしたような外見をしていて赤色がとても濃い。実はこの果物、名前を確認するために台湾人スタッフたちに見てもらったのですが、「蓮霧」の品種改良版ではないかというだけで、正確な名前はわかりませんでした。確かに上にある穴はそっくりで皮や果肉の感触もよく似ています。濃厚な赤色と甘みが強いのが特徴。ただ「蓮霧」が一斤(600g)60元だったところ「黒金網」は4つで260元とかなり高く、差がありすぎかなというのが正直なところ。
台湾でも梅酒を作るらしく、広口ビンと氷砂糖は簡単に入手できました。問題はホワイトリカーなのですが、これがなかなか見つからず、お酒コーナーを端から端まで調べてアルコール度数34%と実に理想的な米酒頭を見つけました。味は米焼酎に近く風味が少ない分果実の個性が引き立ちそう。熱湯消毒した広口ビンに氷砂糖とよく洗い水気を拭いた果物を入れます。米酒頭を一杯になるまで注いで冷暗所に保存して後は待つだけ。結果は2〜3ヶ月後に報告しますので、お楽しみに!