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2007年12月27日

これが台南の味 阿輝炒善魚


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
炒善魚炒善魚意麺阿輝炒善魚の店前

 安平古堡台南赤カン楼など、歴史の面影が残る古都として知られる台南にもご当地グルメは健在。阿輝炒善魚は、名物タウナギ料理が堪能できる台南きっての名店です。

タウナギを炒める 全国的にも有名な阿輝炒善魚の看板料理は、タウナギを食材に使用したメニュー。日本ではあまり耳にしないタウナギは、滋養強壮や増血に効果があるそうで、中華料理でよく登場する食材です。人気メニューの「炒善魚(150元)」は、台北で食べるそれとは違う味のタウナギ炒め。なんでも台南には台南の調理方法があり、阿輝炒善魚では代々伝わる秘伝のタレを使用しているのだそうです。調理時間は極めて短く、まさにスピード勝負。炎のあがる鍋を巧みに操り、20秒足らずで鍋の中のタウナギを炒め、甘酸っぱいタレや調味料で味を整え、あっという間にできあがり。素早く料理することで独特の臭みを消し、香ばしさや弾力を出すのだそうで、これを習得するには少なくとも3〜5年の修行が必要なのだとか。

店内の様子 炒め物以外に麺料理(炒善魚意麺/150元)もあり、こちらも見逃せません。揚げてからゆでるという台南独特の方法で、コシがあり香り高い麺にしあがっていて、時間が経ってものびにくくなっています。スープは独自の作り方があるそうで、オーナーが「ちょっとだけね」と見せてくれたレシピには、當歸・甘草・首烏など12種類もの漢方薬が記されていました。が、スープ自体に漢方臭さは感じられず、飲んで行くうちに体が温かくなっていく冬にぴったりの料理でした。
 ちなみに阿輝炒善魚のメニューはタウナギを使ったものだけではありませんよ。炒花枝(イカの炒め物)や麻油腰花(豚の腎臓のごま油炒め)なども隠れた人気の絶品なのです。

 阿輝炒善魚は台北市内にも支店(台北市長春路89之5号1F)があります。こちらは毎日台南から直送されたタウナギを使用しているそうで、台北在住の台南人に、故郷の味が楽しめると喜ばれています。台南の味ってどんなのだ?と興味が湧いて来た時には、阿輝炒善魚へどうぞ。

※お店とメニュー名にある「善」には、さかなへんがつきます。

【阿輝炒善魚 公園南旗艦店】
住所:台南市公園南路283号
電話番号:(06)221-8882
営業時間:11:00〜14:30 16:30〜22:00
交通:高鐵台南駅から車で約30分