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2007年12月19日

老舗の寿司屋 第一寿司屋


※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。
にぎり寿司タレのかかったにぎり寿司定食

 台湾衛生署から生魚を扱う店として一番目に許可を受けたことから名付けられた「第一寿司屋」。乾物問屋の並ぶ迪化街の近くにあり、下町情緒あふれる通りの一角にひっそりと店を構えて53年。今でも地元客でにぎわい、最近では近くに観光ホテルがオープンしたことで、日本人客も徐々に増え始めているという、知る人ぞ知る歴史ある寿司屋です。

第一寿司屋の店前 第一寿司屋は日本の料理人の下で修業した1代目の大将が開いたのが始まり。現在は大阪で修業を積んだ3代目が受け継いでいます。元々は屋台から始まり、その後現在の店に落ち着きましたが、細い通りで目立たない場所にも関わらずいつも客足が絶えないのは、刺身の新鮮さと驚くほどのボリューム感、そして大将が受け継いだ味にあるのではないでしょうか。

 一番人気はにぎり寿司と定食、その他にお薦めは鰻丼とのこと。まずはにぎり寿司(240元)、普段は醤油を煮詰めたタレが先にかかっていますが、注文時にタレ無しをお願いすると、日本と同じように醤油で頂くこともできます。この日はにぎり寿司を頂きましたが、ウニやイクラがどっさりな軍艦巻きも美味しいですよ。
 次に定食(150元)。ちなみにこれは一番小さい定番のものとのことです。豚カツ、魚のフライ、目玉焼き、サラダにごはんと味噌汁でお母さんの味を思い起こさせるような懐かしい味でした。ボリューム感を求めるならば、幕の内定食を頼んでみては如何でしょう。以前隣のお客さんが食べているのを目にしたことがありますが、テーブルいっぱいに料理が並ぶその光景には圧倒されます。

鰻丼 最後にお薦めの鰻丼(220元)を頂きました。写真を見て鰻が小さいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。大将いわく、昔は大きくて美味しい鰻が沢山捕れていたが、最近はただ大きいだけで厚みがなく、味も落ちたため、多少小さくても厚みも旨味もある鰻に変えたとのこと。通常台湾で鰻を扱う店は冷凍ものを仕入れることが多いそうですが、第一寿司屋では生きたまま仕入れているため、鮮度はお墨付き。刺身でなくても、お客様には鮮度のいいものを食べさせたいという大将の心遣いが伝わってきます。

【第一寿司屋】
住所:台北市南京西路302巷9号
電話番号:(02)2558-1450
営業時間:11:30〜15:00 17:00〜21:00
定休日:不定期
アクセス:MRT中山駅から車で約5分
※日本語OKです。