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台北日和

2007年11月6日

昼ビもあるよ アミ族豊年祭

アミ族豊年祭、屋台の様子

 歌と踊りが大好きで、陽気な人柄で知られるアミ族(阿美族)。彼らの文化をもっと知ってもらおうと、収穫を祝う豊年祭が淡水漁人埠頭で開催されました。原住民フードの屋台も並び、昼から飲めや歌えやと大にぎわい。ビール屋台も人気でしたよ。

 台湾には17世紀に漢民族が渡ってくるずっと以前から、居住していた先住民族がいます。彼らは公式に「原住民」と呼ばれ、現在は13の民俗、約40万人が暮らしています。花蓮や屏東霧台などでは彼らの村を訪ねることができるほか、順益台灣原住民博物館をはじめとする文化の保護と振興を目的とした施設の建設や、さまざまな活動なども積極的に行われています。

アミ族豊年祭、本来は夏に行う祭事なので11月の淡水での開催は少し寒そうです 11月4日には淡水の漁人埠頭にて、最大の部族であるアミ族の豊年祭「2007年臺北縣原動力系列活動−大台北ilisin豐華」が開催されました。収穫を祝う豊年祭は、夏に彼らが住む地元で開催されるものなのですが、一般の人々にもアミ族文化を知ってもらおうと、今回のイベントが企画されたそう。普段は山奥や海岸など交通が不便なところで開催される豊年祭。これはかなり貴重なチャンスですよ。

 お昼過ぎに会場に到着すると、鮮やかな赤をベースに羽や刺繍で飾りつけた衣装を身にまとい、エスニックな顔つきのアミ族の人々でいっぱい。全国から2,000名を超えるアミ族が集まったそうで、この場では漢民族は少数派。どこか外国の街に来たような気分になります。舞台では出身地別グループによるダンスコンテストが開催されており、はるか昔から伝えられてきた迫力満点の歌と踊りが次々に披露されます。踊り手には年配の人も多いのですが、ステップは軽やかで表情も明るく年齢を感じさせません。自分達の文化に誇りを持っている様子がうかがえます。

 50店ほどがならぶ屋台エリアでは、石板で焼いた猪肉や、台東名物のトビウオの干物、アミ族豊年祭、屋台で売られている特産品など北京語では名前すらついていないという珍しい山菜などが売られており、中には河豚のぶつ切りなんかも・・。そしてウレシイのが、ビールの屋台があること。規制が厳しい台湾では政府系イベントはもちろん、夜の屋台街でもお酒はほとんど売られていないのですが、ビールをはじめ手作りの小米酒、米酒などとアルコールはたっぷり。ビンロウのお店も堂々と広げられていました。前述の屋台フードも、みなピリ辛で酒にあうことこの上なしで、まだ日も高いというのに、屋台の周辺はすっかり宴会場。台湾ではめずらしく昼ビ(昼ビール)を堂々と楽しめたのでありました。

 最近は生まれ育った村を出て、台北や新竹などの都会で働いているアミ族も多いそう。今回のイベントはそんな人たちの同窓会を兼ねていたようで、そりゃもう昼からもりあがるわけです。明るく、くったくのないアミ族の人たちにふれ、今度は本場の豊年祭に行ってみたいと思ったのでありました。

【2007年臺北縣原動力系列活動−大台北ilisin豐華(アミ族豊年祭)】
日時:2007年11月4日(終了しました)
会場:台北県淡水鎮淡水漁人埠頭

アミ族豊年祭、屋台にはアルコールも
アミ族豊年祭、民族衣装をまとったアミ族の人々

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