旅々台北.com
台北日和

2007年9月13日

桃園エスニックフードストリート

 ほんの6、7年前まで「なにもな〜い」と言われていた桃園ですが、駅前にIDEEや遠東百貨がオープンしたのを皮切りに、台北のベットタウンとして目覚しい発展を遂げつつあります。そして駅の後ろには、魅惑のエスニックフードストリートが!

 桃園国際空港のおかげで知名度は高いものの、ほとんどの観光客にスルーされてしまう運命にあった桃園市。しかしここ数年は新幹線駅も完成し、有名百貨店やIKEAといったオシャレショップも登場。フライトの乗り継ぎの関係で市内で一泊する人も増えてきたようで、観光客をターゲットにした大型マッサージ店なども出現するようになってきました。

 しかし線路を挟んだ国鉄駅の裏側に、お好きな方ならよだれ必須のエスニックレストランストリートが広がっているのを知る人はそう多くありません。線路をくぐる歩行者用トンネルを抜けた先には、あぁもう発音すらわからない文字満載の看板がずらーり。20軒ほどあるレストランの大半はインドネシア料理またはベトナム料理のお店で、近くの工場エリアで働く外国人労働者をターゲットにしているそう。経営者は台湾人でも料理担当もお客さんも現地の人なので、台湾人向けの妥協は一切無い、ローカルな味を楽しめちゃうというわけなのです。

 数あるお店の中で、在住日本人にも人気なのがベトナム料理の「QUAN AN VIET NAM」です。台湾人とベトナム人の夫婦が営むアットホームなお店で、店内のメニューは漢字、ベトナム語、英語とインターナショナル。牛肉麺や餃子などもあるものの、やはり人気はフォー・ガー(鶏肉スープのフォー)やネム(揚げ春巻き)といったベトナムフード。バインミーティットと呼ばれるサンドイッチは現地と同じく短いフランスパンを使い、甘めのたれにヌクマムと香草もたっぷり。ハノイの屋台で食べた味にそっくりです。そして特筆すべきなのが、濃厚な甘さが絶妙のアイスコーヒー。練乳の入れすぎてくどい味になりがちなベトナムコーヒーですが、このお店はほろ苦いコーヒーとのバランスがピッタリ。1杯50元でこんなうまいコーヒーが飲めていいのか・・と思ってしまうほどです。

 観光のついでに寄るには難しい場所にありますが、台湾在住のエスニック好きの皆様、桃園はねらい目ですよ。

【QUAN AN VIET NAM】
住所:桃園市建国路91號
電話:(03)377-2171
麺料理は60〜80元。サンドイッチは50元。


[バックナンバー]