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台北日和

2007年9月7日

端午の節句に活躍する廟 屈原宮

 台湾では毎年旧暦の5月5日(端午の節句)にチマキを食べる習慣があり、ドラゴンボートのレースも各地で開催されます。今年の端午の節句はすでに過ぎてしまい、タイムリーにご紹介できないのが残念なのですが、この風習の元となったのが中国の屈原という人物。屈原宮は台湾で唯一屈原を祀っている廟で、色鮮やかなドラゴンボートもありましたよ。

 屈原宮があるのは台北北投エリアの住宅街。階上には回転レストランや展望台があるごみ焼却所も近く、廟の前からあのカラフルな姿がよく見えます。160年余りの歴史がある屈原宮は、近隣に住む人々の協力によって、1980年に新しく生まれ変わったそうで、2階建ての廟の1階は託児所や所地域活動の場として開放されています。入り口付近ではおじさん達が集まってお茶を飲みつつ世間話に花を咲かせていました。

 ご本尊のある2階には、真っ赤なランタンと赤く塗られた木製の台が並べられ、素朴な空間を作り出しています。ここの神様は屈原だけでなく、廟の中には大禹、伍員、王勃、李白の計5つの神像が並んでいます。李白と屈原は川に身を投げ、大禹は治水で大きな功績を立てるなど、5人全てが水に関わった人物で、あわせて水仙尊王という総称で呼ばる水を司る神様なのだそうです。 廟の入り口広場には、ビビットカラーで彩られた木製のドラゴンボートがあります。毎年旧暦の5月5日には毎年大佳河濱公園で行われる台北国際ドラゴンボートレースに参加している他、毎年屈原宮主催のドラゴンボートレースもあるのだとかで、ここ一帯は大賑わいになるそうです。

 ところで屈原宮は台湾文化局が展開するキャンペーン「台北文化護照(2007 Taipei Cultural Passport)」に参加しています。文化局が選んだ36のスポットで小冊子にスタンプを押し、全て集めた先着200名様に素敵なプレゼントという内容で、期間は9月30日まで。残念ながら今はもう200名プレゼントは定員に達して締め切られているのですが、スポットごとにスタンプのデザインが違うので、旅行の記念にもなりそうです。屈原宮のスタンプはドラゴンをモチーフにしたかっこいいデザインでしたよ。

【屈原宮】
住所:台北市洲美街122号
電話番号:(02)2836-0256
営業時間:6:00〜21:00
交通:MRT石牌駅から車で約5分
文化局主催 台北文化護照(2007 Taipei Cultural Passport)HP(日本語ページ有):http://www.tcp2007.tw/


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