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台北日和

2007年9月4日

16年ぶり!空軍松山基地で航空ショー

 フレンドリーな笑顔と賑やかな街並み、そしてのどかな自然に恵まれた台湾ですが、唯一、そばを通るだけでもピリピリとした空気を感じるのが軍事施設です。その基地が先日一般開放され、航空ショーが開催されました。

 今回開放されたのは、何と松山空港に隣接する空軍松山基地。以前、台北日和でも桃園基地の開放イベントをご紹介しましたが、台北市内にある松山基地で航空ショーが開催されるのは実に16年ぶりとのこと。本来は8月11日に予定されていましたが、台風の影響で9月2日に延期されての開催でした。

 当日は好天にも恵まれ、朝からぞくぞくと人が詰め掛け、報道によると来場者数は10万人を超えたとか。ただし、会場が空港だけあってかなり広く、身動きが取れなくなるというほどではありませんでしたが、展示航空機を思い通りのアングルで撮影しようとすると、相当な苦労が伴ったのは言うまでもありません。

 基地というと、写真撮影も禁止の堅苦しい雰囲気をイメージしていまいますが、この日ばかりは別。延々と続く露店エリアがあるのはもちろん、格納庫を利用した展示スペースでは射撃ゲームや訓練のデモンストレーション、抽選会が行われ、また、随所で警備に当たっている兵士たちも、観客との談笑や記念撮影に気軽に応じるなど、アットホームというより、お祭に近い感覚いっぱいでした。

 基地内に展示されていた主な装備は、F-CK-1(米企業などの協力により開発された台湾製の戦闘機、別名「経国」)、F-16(米製の戦闘機、単座と複座の2機展示)、ミラージュ2000-5(仏製の戦闘機、単座と複座の2機展示)、E-2T(米製の早期警戒機)、AT-3(台湾製の練習機、別名「自強」)、C-130H輸送機(米製の輸送機)など。その他救援用ヘリや練習機、輸送機といった航空機以外に、対空火器類も多数展示されていました。

 今回のイベントが16年も実現出来なかったのは、松山空港が民間との併用空港であるため、航空ショーを実施するためには、クリアしなければならない問題が多かったためとのこと。この点はもしかすると、台湾新幹線開通により、台湾内の航空便数が減ったのが影響しているのかもしれません。

 その肝心の航空ショーですが、私たちが取材に訪れた時間帯で目撃出来たのは編隊飛行でした。F-CK-1、F-16、ミラージュによるそれぞれ5機編隊の後、最後はAT-3による7機編隊がスモークを引きながら轟音と共に低空を通過。本当に一瞬の出来事でしたが、その迫力に観衆からはどよめきにも似た歓声があがりました。その他にも、落下傘部隊による降下デモンストレーションもあったようです。

 今回の開放イベントは16年ぶりということで、次回がいつ開催されるかはわかりませんが、台湾観光に訪れる際、タイミングがあえばこういったイベントへ参加してみるのもなかなか面白いかもしれませんね。各種イベントのお知らせは、旅々台北ニュースに随時掲載していますので、忘れずチェックしてみてください。

※掲載写真以外にも、200枚以上の撮影してきましたので、次回メルマガで、恒例のおまけ写真として一部ご紹介しますね。
※今回はイベントとして特別な日であり、通常、軍事施設の写真撮影は禁止されています。場合によっては逮捕されることもありますので、民間と軍が共用している空港および周辺での写真撮影(ビデオも)はご注意ください。


空軍慶祝814勝利70周年營區開放イベント(終了しました)
日時:2007年09月02日(日) 08:30〜16:00
場所:空軍松山基地(台北市民権東路5段)


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