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台北日和

2007年8月30日

伝統とアイディアの陶芸 鶯歌 新太源藝術工坊

 茶壺などの伝統陶芸品、マグカップやランプなど現代的で日常用品でもある陶芸品、見て楽しむ非売品の作品。新太源藝術工坊は様々な陶芸が一度に楽しめる工房です。

 新太源藝術工坊は、多くの窯元が集まり陶芸の街として知られる鶯歌で、2004年にオープンしました。観光客でにぎわう陶瓷老街鶯歌陶瓷博物館から少し離れ、静かな環境のエリアに位置し、道を挟んだ向かいには、工房を運営している転写企業、新太源があります。
 工房内は正面入り口から入って左側が陶芸作りが体験できるスペースやカフェ、日常的な陶器のショップなどがあり、右側は、美しい曲線を描く中国壺やなど、陶芸家の作品が並ぶショップやギャラリーとなっています。

 こちらで注目していただきたいのが、数々のアイディア作品。転写の技術を活かした作品が随所に見られます。鶯歌には地名の由来ともなった伝説の鶯歌石があるのですが、その鶯歌石を10万枚のタイルで描いた作品が、工房外壁の一部となっています。完成まで約3ヶ月かかったそうですよ。
 カフェの近くには、國立故宮博物院が所有するジュゼッペ・カスティリオーネの絵画をタイルで表現した柱があります。制作費は約80万元だそうで、なかなか迫力のある作品です。
 他にも、スポーツ用品メーカー、アシックスからの注文で企業名入りの大きな中国壺を作ったり、モナリザのタイル版レプリカがほしいとお客様より要望があり受注して作り上げてしまうなど、チャレンジ精神が感じられます。


 ショップに並ぶリーズナブルな陶芸日用品では、コースター(神奇魔術杯●/100元)がおすすめです。このコースターは水がしみこんで行く不思議なアイテム。300以上あるデザインの中でも人気なのは、鉄道や牡丹が描かれた台湾シリーズだそうです。台北101展望台や日月潭のリゾートホテル、ラルー(涵碧樓大飯店)へもオリジナルのデザインでこの吸水コースターを提供しているそうです。
 体験コースでも、このコースターの転写絵付け(100元/ 30〜60分)が楽しめます。当日に完成品を持ち帰ることができるので、時間に制限のある旅行者でも楽しめます。

 伝統を守りつつも新しい発想を取り入れて行く新太源藝術工坊。機会がありましたら、ぜひこちらでアイディア作品の数々をご堪能ください。

※●=執の下に土
住所:台北縣鶯歌鎮鶯桃路永新巷10號
電話番号:(02)8677-5890
営業時間:9:00〜17:30
定休日:月曜日(定休日にご来場いただく場合は、事前にご連絡ください)
交通:台鐡鶯歌駅から車で約10分
URL:http://www.sty-art.com.tw/


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