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台北日和

2007年7月4日

その場で料理! 北京ダックのトラック屋台

 トラック販売といえば、焼き芋に果物などが一般的ですが、グルメ天国台湾では、憧れの高級料理、北京ダックだってトラックで売りに来てくれます。しかもその場で"三吃"用に料理してくれるという本格派なんですよ。

 北京ダック・・・それは中華料理を代表する憧れの一皿。台北でも本格的なダックをいただけるお店は「天廚菜館」など数えるぐらいしかありません。台湾へ行ったら、必ずこれを食べるという方も少なくないでしょう。しかし、そこはグルメ天国台湾。お手ごろ価格でダックを売る「北京ダックトラック」が全国を走り回っているのです。彼らが主に出没するのは住宅地の一角。月曜はここ、火曜日は隣町と移動し、同じ場所には週に1、2度、時間を決めてやってくるパターンが多いようです。

 トラックといっても、ただ販売するだけではありませんよ。北京ダックは"三吃"、まず薄切りにした皮を楽しみ、次に炒めた肉を、そして最後には骨のスープと、三種類の楽しみ方ができるのですが、このセオリーをきっちり死守。1羽または半羽を注文すると、荷台を改造したキッチンで皮を薄切りし、残った骨付き肉を巨大な包丁で大胆にぶつ切りに。そして香り高いハーブと一緒に、中華鍋でジュジュっと勢いよく炒めてくれるのです。ここまでくると甘辛いたれが焦げる香りが周辺に広がり、お、買って行こうかとお客さんのバイクが次々に止まることに。荷台にぶらさがるダックに見とれていると、ここが車がバンバン通る道路脇だということを忘れがちですが、高熱で炒めてるいることですし、衛生面が・・というのは言いっこなしで。なにより半羽で150元前後(約550円/2〜3人前)というお値段には抗えません。

 薄切り皮を包むための小麦の皮、ネギ、特製タレも値段に含まれており、家に持ち帰ればすぐに豪華な北京ダックディナーのスタート。骨をお湯で煮込んでみじん切りにしたネギをちらせば、スープも簡単にできあがります。冷えたビールを飲みつつダックをつまむと、これぞ台湾暮らしの醍醐味とにんまりしてきますよ。紙皿や割り箸をつけてくれるトラックもありますので、旅行者の方もぜひトライしてみてくださいね。

【その場で料理! 北京ダックのトラック屋台】
出没場所:郊外の住宅地。MRT駅近所などが狙い目。


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