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台北日和

2007年7月2日

赤い封筒が届いたら?初めての台湾的披露宴 前編

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 突然あなたのお宅にまっ赤な封筒が届いてもびっくりしないでください。赤、中華な世界ではそれはそれはめでたい色。実はその赤い封筒の正体は、台湾の披露宴の招待状なのです。今回はみなさんが台湾の披露宴に招待された時に困らないよう、簡単な流れをご紹介いたしましょう。

 たとえ一週間前に招待状が届いても焦らなくて大丈夫。披露宴といっても日本のように気合を入れる必要はありません。何を着ていくか、悩む必要はないのです。周りを見渡してみると、どう見ても普段着であろうジーンズにポロシャツ姿のおじさんや仕事帰りのOLさんのようなビジネススーツの姿もちらほら。そう思うとラメ満載のド派手なおばちゃんの姿もあり、服装だけ見ると、とても披露宴に出席する人たちには見えません。5つ星ホテルでの披露宴では、さすがにジーンズ姿の人はいないようですが、それでも日本より服装のカジュアル度は高いのです。さああなたもお気に入りの装いで、いざ披露宴へ。

 さて入り口でご祝儀を渡しましょう。ここでも登場するのが赤い封筒の紅包です。紅包とは真っ赤なポチ袋でコンビニなどで購入できます。旧正月のお年玉やさまざまなお祝い事でも紅包にお金を包むので、みなさんもひとつ持っていると役に立つかもしれません。間違っても日本のように白いご祝儀袋で渡さないで下さいね。白は葬式を連想する色なんですよ。ご祝儀の相場は新郎新婦との親密度によって違うようですが、だいたい一人当たり2000元前後でしょうか。金額も2600元などのように、偶数が好まれるようです。

 また会場入り口では、ウェディング写真のチェックも忘れてはいけません。月収の数ヶ月分を費やすことも珍しくないウェディング写真は披露宴の目玉のひとつ。2人のラブラブ写真の名刺やしおりを配ることもあります。

 席は一応新郎、新婦側と分かれてはいますが、1人1人の席は指定されず、テーブルが大ざっぱに分けられているだけです。日本では上座は仕事関係や友人の席となっていますが、台湾では新郎新婦を囲んでそれぞれの家族が座り、その周辺に親戚の席があり、一番離れたところが仕事関係、友人の席となっています。こんなところからも家族や親戚を大事にする台湾人の特徴が表れていますね。


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