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台湾のいたるところで見受けられる孔子廟。台北市直轄の「台北孔子廟」や17世紀に建設された古い歴史を誇る「台南孔子廟」が有名ですが、桃園の孔子廟も威厳溢れる建物が評判ですよ。
桃園縣孔子廟があるのは、以前ご紹介した桃園市民の憩いの場、「虎頭山公園」のふもと近く。1989年9月28日の孔子節の日に落成した、比較的新しい廟です。正面の大門「櫺星門」を抜けて孔子廟を仰ぎ見ると、白い石造りの階段とその向こうに見える「大成門」の組み合わせが、國立故宮博物院の天下為公アーチから眺めた故宮の姿にも重なります。
境内には本殿である大成殿を取り巻くように、オフィスやインフォメーションセンターなどが並びます。大成殿の左右の壁には、びっしりと白い紙がはためいており、おみくじ?絵馬?と思いきや、参拝者がしたためた「智慧祈願カード(合格祈願のようなもの)」の札でした。かたわらにはカードの書き方や祈願方法を説明した紙があり、それによると、まず氏名や祈願文を記入したカードを持って大成殿内の「大成至聖先師孔子」像の前にて謹んで祈願。その後カードを香炉の上で時計回りに3回まわし、その後大成殿の左右どちらかの「祈願壁」に掛けておくそうです。祈願カードの裏は、廟からのアンケート用紙になっており、そちらも記入よろしくね、というのがなんだか合理的な台湾らしくって笑えます。
取材日は平日の昼間だったため、ほとんど人がいなかったのですが、びっしりとはためく祈願カードが、参拝客の多さを物語っていました。孔子節の旧暦9月28日には、台北孔子廟の祭事ほど大きくはありませんが、ここ桃園縣孔子廟でも華やかな祭事が行われるとか。機会があればぜひ足を運んでみてくださいね。
【桃園縣孔子廟】
住所:桃園市公園路42號虎頭山風景區内
交通:台鉄桃園駅から車で約10分
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