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入り口には中国風の大門があり、左右には大きな獅子。お寺と勘違いしてしまいますが、実は公園の入り口なんです。こちら南港公園は、U字型の池がある縦長型公園です。
三方を山に囲まれた南港公園は、台北市郊外にあり、付近はのんびり静かな住宅街となっています。高さ約13mの大きな門だけ見ると、雙渓公園のように中国庭園風の公園かと思うのですが、約15ヘクタールの敷地内には、きちんと手入れされた芝生の広場やテニスコート、バスケットコートなどがあり、多機能な憩いの場となっています。
公園に入って正面に見えてくる小さな舞台は、傍に20数本のクラシカルな柱が立ち、昔の中国庭園を切り取ってきたようなスペース。きっと小さなイベントに使われているのでしょうが、この日は男性が舞台の壁を利用してテニスの練習をしていました。色々な活用方法があるというわけです。更に進むと公園のメインである池が見えてきます。ちょっと変わったU字型の池で、中心の自然生態エリアには小さな森林があり、3箇所の橋を渡って散策することもできます。この池では毎日定時になると水が放出され、噴水となるそうです。
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池の傍らには、片道708mのジョギングコースがあります。公園でジョギングというと、周辺をぐるっと周るのが定番ですが、往復タイプになっているところが、縦に長い南港公園ならでは。赤土で整備されたジョギングコースでは、ちびっ子たちがかけっこをしていました。池から離れて、小高い丘を上がると、木々の向こう側に台北101がくっきりと見えます。霧のせいでぼんやり見えることが多いので、今日はラッキーだな、とベンチに腰掛けると、傍らの木にくくりつけられた時計を発見。しかも稼動中でした。これは・・・一体誰がどんな目的でここにかけたのでしょうか。
公園内には自然やスポーツ施設の他、中国将棋広場というスペースがあり、そこの台には将棋の盤がはめ込まれています。さすがに駒までは置いてないので、各自用意しなければならないようですが、公園にこんなスペースを作ってしまうところが台湾らしくて面白くもあります。
ところで南港公園では奥まで来てしまうと正面口へ戻るのがちょっぴり大変。縦長なので、大きな中国風門は見えているのですが、すぐ着きそうで、でも着かないという人間のイライラポイントを巧みに刺激する公園でもあるのです。
【南港公園】
住所:台北市東新街170号
交通:MRT後山●駅から徒歩約15分
※●・・・土へんに卑
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