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台北日和

2007年5月25日

チープな絶品 覇[火空]肉

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 じっくり煮込んだ茶色のお肉やタマゴの下にちらっとのぞく独特の縮れ麺。覇[火空]肉の麺料理には、なんとインスタントの麺が使われているのです。

 覇[火空]肉があるのは、百貨店の新光三越(南西店)やIDEEの裏手。雑貨店やカフェなど、こじんまりとしたショップが並ぶ南京西路のおしゃれスポットです。お店付近にはインスタントラーメン独特の香りが漂い、チープでジャンクだけれどなぜか食欲が刺激されるあの匂いを確かに感じつつお店に到着。店内は10数名も入ると満席になってしまうほどのスペースで、お昼時は行列必須ですが、回転が速いのでそう長く待つことなく座れます。

 お店で使っているインスタント麺は台湾ではお馴染みの「王子麺」。笑顔少年のパッケージがトレードマークの商品で、覇[火空]肉では滷味(煮込み料理)専用の王子麺を使用しています。この麺をゆで、上に煮込み豚肉・煮込みタマゴ・煮込み厚揚げ・野菜炒めを乗っけたのが、看板メニューの「[火空]肉王子乾拌麺(70元)」。最後に豚肉の煮汁を少々かけて仕上げるスープなしの麺です。一晩かけて煮込まれた豚肉は柔らかく、醤油ベースの味に加えて豚肉の甘味も感じられる絶品。王子麺との相性もぴったりです。辛味が好きな方は、テーブル備え付けの台湾タクワンをどうぞ。自家製のタクワンで結構辛いのですが、これがお目当てでお店に来る人も少なくないそう。

 麺メニューは全4種類ですが、それ以外に「[火空]肉飯(70元)」「排骨飯(75元)」など、ご飯メニューもあり、こちらも人気。王子麺をご飯にチェンジしただけで、具は同じなのですが、お弁当として持ち帰る人も多いそうです。排骨飯は、フライにしてから煮込まれた豚肉が主役なのですが、揚げ粉にサツマイモ粉を使っているので、コロモがややモチモチしているのが特徴。これは台湾南部の嘉義という地方の作り方だそうです。

 食事メニューは、全てスープか緑茶がついて65元〜75元とリーズナブル。注文してから料理が出てくるまでの時間も短く、ランチタイムは付近で働くOLさんたちで満員になります。インスタントラーメンのアイディアメニュー、一度食べたらやみつきになりそうな味ですよ。

※覇[火空]肉は以下住所へ移転しました。 記事は移転前の取材によるものです。
【覇[火空]肉】
住所:台北市中山北路1段140巷18-1号
電話:(02)2523-8921
営業時間:11:30〜20:00
定休日:日曜日
交通:MRT中山駅から徒歩約5分

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