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台北日和

2007年5月23日

緑の木陰でゆっくり読書 市立図書館北投分館
 台北を代表す温泉地、北投に優雅な図書館が登場しました。大きな木に囲まれたウッディな外観に、知らなければカフェかホテルかと勘違いしてしまいそう。ソーラー発電や雨水の再利用も導入した環境にもやさしい図書館なんですよ。

 この図書館があるのはMRT新北投駅のすぐ近く。北投温泉博物館もある温泉親水公園の敷地内です。結婚、変身写真のメッカでもあるこの公園内で建設工事が始まったときには、公園の雰囲気が壊れちゃうな・・と心配したものですが、完成してみるとこれはびっくり。木を多用した大きな船を連想させる外観は、緑豊かな公園にぴったりとマッチしているんです。台北101十三行博物館に代表されるように、メタルや石の質感を強調した建築デザインが主流の台湾ではかえって新鮮に感じます。

 図書館は地上2F、地下1F建てで、総面積は650坪とそう大きくは無いのですが、大きな窓と吹き抜け、そして周囲をぐるっと取り巻くウッドデッキが広がりと開放感を演出しています。また本棚の高さを110cm以下と低めに設定することで、利用者の視野をさえぎらず、狭さを感じさせない工夫もほどこされているそうですよ。

 屋根に設置されたソーラー電池で作られた電力は1Fのモニタに表示されますが、開館当初は電力の調整がうまくいかず、館内の電灯の明るさが不充分だったりと試行錯誤したこともあったそう。雨水はトイレの排水や植木用に利用し、また建材も再利用を前提に、また環境への配慮からシロアリ対策以外の化学薬品を使わないなど、環境への配慮と自然との一体化を徹底しており、2006年11月の開館以来、国内外からの視察が途切れないそうですよ。

 蔵書は中国語書籍が中心ですが、日本の雑誌も10種類ほど用意され、インターネットが使えるPCもあります。入館と本の閲覧のみでしたら旅行者でも利用できますので、温泉帰りにちょっと寄ってみてはいかがでしょう?

【台北市立図書館 北投分館】
住所:台北市光明路251號
電話:(02)2897-7682
開館時間:8:30-21:00(日、月曜日は9:00-17:00)
HP:http://www.tpml.edu.tw/

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